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■ビオトープ リサイクル「蜂ハウス(蜂宿)」プロジェクト? (2024年2月20日)

 その2 れからどうなった? 〜2023年〜

ビオトープに実験的に作ってみた「蜂ハウス(蜂宿)」の続きです。蜂ハウスってなんだっけ?という方はこちら

      

         ▲こんな感じに、@壁に引っかけ型 A針葉樹にぶら下げ型 を設置

■ 蜂ハウス@ 壁引っかけ型はどうなった?

2023年春に設置した、リサイクル版・壁引っかけ型のその後の様子です 。

2023年

7月25日

気がつけば、2ヵ所に葉のフタができていました。

蜂ハウスの最初のお客さまは、たぶんハキリバチ類のようです。

7月30日

なんと、想像の上をいく場所に葉っぱのフタが!

設置の土台の開け損ないの穴を使っています。びっくり。

8月1日

葉っぱのフタは徐々に増えていきます。8月1日現在5つ。

なんか視線を感じると思ったら、穴からハキリバチ類が見つめています。現在巣を作っている最中の邪魔をしてしまったようで、あっち行けとばかりに、凄まれてしまいました。

8月8日 前回目が合ったハキリバチのところにもフタができ、全部で7ヵ所完成。
10月17日

ハキリバチのフタの葉も枯れ色になり、無事に巣立ったのでしょうか、葉のフタが開いているものや穴ができているものも。

適当に作った蜂ハウスですが、2023年は7ヵ所で巣ができたようでした。
ハキリバチの種類まではわからなかったですが、このまま2024年も継続して観察決定です。今年はさらにハキリバチの種類も確認したいと思います。

■ 蜂ハウスA 針葉樹ぶら下げ型はどうなった?

2023年春に設置した、館長が作製したペットボトル蜂ハウス。
ペットボトルに筒を突っ込んだだけという超簡単なリサイクルの蜂ハウスその後です。

2023年

7月25日

南の針葉樹の下、日陰になる位置に館長がいつの間にか設置していました。

簡単バージョンでいいですね

2023年

9月26日

いつの間にか8箇所も埋まっています。

こちらの蜂ハウスは泥を使っって蓋をしています。こちらの主はドロバチのようですね。

10月3日

一週間後、さらに泥のフタが1つ増えています。

さて、前回と比べてどこが増えているのかわかりますか?

そして秋

〜翌年春

 

館長が出てきたハチの種類がわかるように、空気穴付きのフタを付けていました。

New!

2024年

6月1日

5月までは確かに動きがなかったのですが

6月1日、5-6匹羽化してボトル中を動き回っていました。種名判明、「オオフタオビドロバチ」です。

2024年

6月4日

残った筒をトントンしてみると、中から幼虫がでてきました。

エサとなっていた幼虫たちなのか、もしくは羽化できなかったハチの幼虫かも。

無事に冬越しできたようで、初夏に羽化して種名も分かってすっきり。全部で11匹です。生きているものはビオトープに放し、今年もハチが来てくれるように再び同じ場所につり下げました。

簡単に設置できて、かつ観察もしやすいお手軽な蜂ハウスでした。 お勧めです。

■ 蜂ハウス2023から2024へ

適当に作った蜂ハウスですが、どちらもハチが来てくれてよかったです。
小さめの穴のほうは小さなハキリバチ類の巣に
大きめの穴の方はオオフタオビドロバチの巣に、と
それぞれに適したハチたちに使ってもらえて何よりです。

さて、蜂ハウス2024年続行です。 今年は以前とは変わったハチが来るでしょうか、同じでしょうか。

チェック続行していきたいと思います。

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