● キイロサナエとまぎらわしい (2011.7.2)
酒津公園内の緩やかな坂に作られた土留め用の縁木に止まっていました。キイロサナエと酷似しているため、胸部の黒条と腹部の黄紋に注目。胸側の第1・第2側縫線にそった黒条がはっきりしていて上縁に届いている。腹部第9節の後縁にある黄色の環状紋が太く側面からも明瞭に見える。写真に写っている姿からはこの2点でヤマサナエと判断しました。この個体は雌です。
流水性の種。公園内には用水が流れており、そこで幼虫が育ったものと考えられます。 日本固有種で本州、四国、九州中心に、隠岐の島などの島々にも分布。(青野孝昭)
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岡山県倉敷市酒津 (2011.7.2) |
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