● 飛翔中の脚のしまい方がおもしろい (2010.9.24)
高梁川から取水する水門の近くで数匹のウスバキトンボが群飛し、飛び交っていました。堤防の裾に陣取り、空に向かってチャンスを狙っていたところ、偶然、一匹がファインダーの視界を横切りました。撮れた画像で見ると飛翔中、中脚、後脚は胸部下面にたたんでいますが、前脚は頭部の後ろ、胸部の前面に折りたたんで、空気抵抗を少なくしているようでした。
毎年、姿を見せる本種も冬が来ると全て死滅し、翌年は、また、南方から海を渡って飛来し、増殖を繰り返す生命力の強さに驚きます。(青野孝昭)
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岡山県倉敷市酒津 (2010.9.24) |
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