倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 ツチイナゴ Patanga japonica
 

行儀の良い馬みたい (2009.5.8)

 昨年の秋以来、成虫の姿で厳しい冬を越してきたのですね。そのせいか、困難に耐え抜いたあとの風貌が備わっているようです。複眼の下に涙が流れた後のような黒斑があるのは、九州以北に棲むバッタの中では、唯一、成虫で冬が越えられる誇りのトレードマークと言っておきましょう。
 体長50-70mm。本州以南の日本と台湾、朝鮮半島、中国、シッキム、北西インドなどに分布。岡山県内では全県的に見られますが、中、南部に圧倒的に多く、低山や丘陵地の草地が主な生息地で、クズを好んで食べます。 (青野孝昭)

ツチイナゴ 総社市福井ヒイゴ池湿原 (2009.5.8)
総社市福井ヒイゴ池湿原 (2009.5.8)
 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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