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ツマグロオオヨコバイ Bothrogonia
ferruginea |
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● 横這いなら、まかせて (2009.4.24)
若葉に萌える山裾を歩いていると、何か黄色い虫が飛んで行きました。近づいてみるとサルトリイバラの葉の縁にその姿が見えました。
カメラを向けるとくるりと裏側に回ります。それに合わせ、裏側に追っかけると、もとの側にくるりと横這い。おやおや素早いぞとまた裏側へ追っかけ。何回やったかな。やっとシャッターを押したのがこの写真。手ぶれは否めません。
イネの害虫として有名なツマグロヨコバイを一回り大きくした感じの虫で体長13mmほど。成虫態で冬を越してきています。特に、頭部の辺りの黄色地に黒の斑点をちりばめた色彩、模様がどことなく南国風。分布圏を確認したところ、やはり東南アジアが中心で日本の本州は分布の北限地になっていました。
(青野孝昭)
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倉敷市藤戸 (2009.4.24) |
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倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。
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