● 日本の仲間はおとなしそう (2010.10.17)
10月に岡山県内三大河川下流域の河川敷を歩いてみると、第2化のトノサマバッタがたくさん見られます。この個体は緑色型です。大あご先端部の濃いブルーが印象的です。
アフリカ、オーストラリア、旧北区に広く分布していて、生息密度が高くなると群生相といって翅の長い成虫になり、飛翔能力と群集性が高まり、大集団を作って移動、いわゆる飛蝗となって猛威をふるい、地上のあらゆる植物を食い尽くすと言いますから恐ろしい。少なくともわが国の本土では孤独相のままで、おとなしそうですので、先ずは安心できそうです。(青野孝昭)
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岡山県岡山市北区牟佐 (2010.10.17) |
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