●何とかならないかなあ
体長12mmほど。高茎草地でスウィーピングしていたところ、ネットに入っていました。見ると、左脇腹にハゴロモヤドリガの幼虫がくっついていて、いかにも重たそう。動きが鈍くなっていました。ハゴロモヤドリガ側からみると、寄主が死んでしまうと自分も生きて行けず、相手を生かしながらの生存中に、いかに要領よく体液を吸収して成熟するかが課題でしょう。テングスケバにしてみれば、とんだ災難で、活力を奪われ、たまらないはずです。ため息が出そうです。
本州、四国、九州と朝鮮半島、台湾に分布。(青野孝昭)
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総社市福井ヒイゴ池湿地(2012.9.10) |
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