●子供頃の図鑑には、必ず載っていたが出会えなかった水のギャング 「タガメ」
子供の頃の昆虫図鑑には、必ず載っていてその大きさそして姿形に憧れいたが、いくら探しても遂に見つけられなかった。初めてタガメにで出会ったのは、1998年の7月クワガタの灯火採集に県北部へ行ったとき水銀灯の真下に前肢を大きく広げ威風堂々たる姿で憧れのタガメは、そこに居た。初めて見て触ってその大きさ、力強さに感動を覚えた。それからほぼ毎年、タガメを見にその場所に通っていつの間にか、地元の人から「タガメを探しに来た人」と呼ばれ照れくさい思いもしました。それから、幾数年、年月が達、再びタガメに遭遇しました。
外灯の明かりによる誘引、水質汚濁や農薬そして年々、増える耕作放棄地に伴いタガメの棲息域が狭められてるが、時代が「令和」となった今もこうしてタガメが棲息できる豊かな自然が我が県に残っていることに感謝。 (安田 剛長)
|
岡山県(2019年7月5日) |
|