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スキバツリアブ Villa limbata (1) |
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● その動作なんなの (2009.7.4)
わずかに草の生えた砂地で、お尻を曲げて先端を地面にこすりつけるような動作をしていました。警戒心が強くて、なかなか人を寄せ付けません。この日はやっとこの程度でした。今年は海辺の砂浜でも見ました。大きさは個体によってずいぶん違うようです。地中に巣を作るハナバチ類の幼虫に寄生するとのことで、寄主から得られる栄養量次第で大きさが変わる柔軟な能力を持っているのでしょう。 体長10〜16mm。成虫出現期は5〜10月。沖縄から北海道にかけて分布。(青野孝昭)
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倉敷市酒津 (2009.7.4)
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スキバツリアブ Villa limbata (2) |
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● 乾いた砂地に口吻を入れ、何しているの (2009.8.26)
高梁川の河原を歩いてみました。秋の気配が感じられますが、昼前の日射は強く、砂地の場所では目もくらみそうです。
一匹のスキバツリアブが地面に口吻を突き刺していました。一見、水気のない砂地です。不思議な行動で、何をしているのか、なぞが深まります。人には感知できない能力で、表層の直ぐ下に水脈があることを察知して、水を吸い上げているとしか思えませんね。(青野孝昭)
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倉敷市水江 (2009.8.26) |
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スキバツリアブ Villa limbata (3) |
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● 見事な飛翔姿 (2009.8.26)
裸地面近くは、相当な高温で、体の水分を失いやすい厳しい環境のはずですが、そのような環境をものともせず、活発に活動しています。地面に降りて、口吻を地中に差し込んで水でも吸っていたのかと思うと、間もなく離陸、再び着地と繰り返します。人が作った戦闘機などでは及びもつかない軽妙さで空中飛翔をこなします。旋回中も頭はちゃんと水平を保って、平衡感覚も見事です。(青野孝昭)
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倉敷市水江 (2009.8.26) |
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