●幸せを運ぶ青いハチ
オミナエシの株に来て、花から花へ移動しながら蜜を吸いました。めったには見られず、環境省は第4次レッドリスト(2012)で情報不足ランクに新規掲載しています。
コシブトハナバチ属などの巣に侵入して卵を産み付け、孵化した幼虫は宿主が蓄えていた餌を横取りして成長するという労働寄生ハナバチです。
黒地の体に青色の毛斑が美しく映え、幸せを運ぶ青いハチ、Blue Beeとも言われて人気があるようです。日本の本州以南からヒマラヤ地方にかけ、帯状に分布しています。 (青野孝昭)
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岡山県倉敷市(2015.8.23) |
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