倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 オオゴマダラエダシャク Parapercnia giraffata
 

樹皮になりきっています (2010.7.20)

 酒津の桜並木の端にコブシが2本植えられています。展葉した枝が木陰をつくり、幹の根元は薄暗く、そこにこの個体が止まっていました。樹皮の裂け目に前翅前縁をぴたりと沿わし、樹皮の一部になりきっています。
 幼虫はいわゆる尺取り虫ですが、まるで毒蛇が獲物を飲み込んだような膨らみが胸部にあり、そこに派手な目玉模様を持ち、捕食者の鳥も手が出ないのではと思えるほど。
 幼虫の食餌植物はカキ、シナノガキ。本州から屋久島までの日本と朝鮮半島、台湾、中国、インドに分布しています。(青野孝昭)

オオゴマダラエダシャク 岡山県倉敷市酒津 (2010.7.20)
岡山県倉敷市酒津 (2010.7.20)
 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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