● タイミングの良い交尾行動 (2011.4.29)
タチヤナギの仲間の木の葉上で雌雄が交尾していました。周りに目をやると若枝にヤナギアブラムシがコロニーを作って群生しています。そう、ナミテントウは、このアブラムシの集団がいることを感知して、産卵前の営みをしているのでした。卵から孵化した幼虫は、それらを捕食し、無事に成長していくことができるでしょう。
ナミテントウのこの感知力と、タイミングをはかったような交尾行動に驚かざるを得ませんでした。
日本のほか、朝鮮半島、中国、シベリア、サハリンに分布しています。(青野孝昭)
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岡山県倉敷市浅原 (2011.4.29) |
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