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●クロバエ科生まれでも花が好きなの
体長約9mm。クロバエ科の一種。黄緑色で金属光沢を持っており、ハエのイメージから逸脱した清潔感があります。夏に山地の花上で見られるのが通常ですが、この日、平地の公園に植栽されたトサシモツケの花にやってきて、雄しべの葯に口器の唇弁をあてがい、花粉を摂っているようでした。幼虫の生活や発生源は不明のようです。
この季節には、このように、平地でも姿が見られますが、夏も盛りとなると山地へ移動して夏眠に入り、そのまま、翌年の春まで姿が見られなくなってしまいます。
幼虫の食樹はエノキ、シダレヤナギ、アキニレなど。年一化で成虫越冬します。
本州、四国、九州に分布する日本固有種。(青野孝昭)
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岡山県倉敷市酒津(2014.5.14) |
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倉敷昆虫館はしげい病院内にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。
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倉敷昆虫館のホームページへ |
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