● 寿命2年組には2回繁殖者もいるそう (2009.5.20)
カナメモチの花に来ていました。見たところ、この花から花粉を頂戴するとなると、手間が大変だろうなと思われますが、他にもっと好都合な花がなかったのでしょう。
濁黄白色といわれる翅鞘中央の斑紋は人でいえば指紋のように個体差があるようです。
いつでしたか、アカマツの朽ち木の中で越冬していた成虫を見たことがありました。
ある研究報告によると、生活史型は年1化型。産卵は初夏で、幼虫は3齢まで、8月下旬には新成虫に。そのまま成虫越冬し、寿命は1年から2年、2年ものでは2回繁殖するものもいるとのことで驚きです。
体長11〜14mm程度。日本、ロシア東部、朝鮮半島、台湾、中国に分布。 (青野孝昭)
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総社市岡谷 (2009.5.20)
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