倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 キボシカミキリ Psacothea hilaris
 

 北に向かって分布拡大中です (2009.9.16)

 イチジクの葉を美味しそうに食べていました。
 クワ類や柑橘類を中心に結構多種の樹木、それも生木を寄主に選び、幼虫は幹の中で材を食べて育ってきます。カミキリ類は枯れ木か衰弱木の材中で育ってくるのが大多数で、生きた木を食樹とするのは、進化した少数グループです。
 多くの亜種に分化しており、現在、身近に見られる本種も中国大陸亜種や台湾亜種の移入由来のものが混在し、交雑も起こっていると考えられています。中国、朝鮮半島、台湾と日本に分布していますが、北海道には達していません。(青野孝昭)

キボシカミキリ 笠岡市 (2009.9.16)

笠岡市 (2009.9.16)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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