倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 

 ジャノメチョウ Minois dryas

 

蛇の目紋がいくつ見えますか

 和名をジャノメチョウ(蛇の目蝶)と名付けた人は、このチョウの特徴を探し、翅にある眼状紋に目を付けたのでしょうね。写真では前翅と後翅の裏面に、確かに眼状紋が見えます。前翅には隠れた部分にもう一紋があります。

 草原を好み、幼虫の食草はススキなどイネ科植物です。幼虫態で越冬します。わが国では九州以北に見られますが、ヨーロッパ中部から極東の日本にかけ、ユーラシア大陸の北半に広く分布しています。踏ん張っている脚は4本で、広義のタテハチョウ科に含まれることを物語っています。(青野孝昭)

総社市福井ヒイゴ池湿地(2013.7.2)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院内倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院内にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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