● 京都でこんな時期にお会いするとはね (2009.5.18)
娘の勤め先が京都の御所近くにあるもので、家族で出掛けたついでに今回は府立植物園に入ってみました。バラが満開でした。
既に翅が傷んだツマグロヒョウモンやヒメウラナミジャノメなど蝶もいましたが、新鮮な蝶はと探していると、イチモンジセセリが目に止まりました。
京都では大森(1933)によると第1回目の羽化は6月上旬、石井(1979)によると5月下旬となっていて、この度の5月下旬のご対面と繋いで行くと、この蝶も地球温暖化の流れの中で初発が早くなっているみたい。
東洋区の熱帯地方に分布の中心があり、日本は分布の北限地になっています。 (青野孝昭)
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京都市京都府立植物園 (2009.5.18)
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