倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 
 イチモンジチョウ Ladoga camilla
 

 翅の開き具合で一文字に見える白斑 (2011.6.10)

 蒜山大根で有名な蒜山地方の畑の片隅に降り、翅を開いて止まりました。その開き具合で、なるほど、翅の中央に走る白帯が前翅、後翅つながって一文字に見えます。
 全体に丸味を帯びた翅形で前翅中室内に細い白斑が出てますからメスです。幼虫はスイカズラ科のスイカズラ、タニウツギなどの葉を食して成長します。そういえば、付近にはタニウツギの群落が優勢でした。 北海道、本州、四国、九州に分布しています。(青野孝昭)

イチモンジチョウ 岡山県真庭市 (2011.6.10)
岡山県真庭市 (2011.6.10)
 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院1階倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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