● 立ち食い姿勢のホバリング (2010.10.2)
瀬戸内平野にある丘陵山地中腹の谷間の湿地に、ハッカのような芳香を放つ植物群落がありました。 午後の谷間はもう日陰になっており、ホシホウジャクとこの個体がせわしげに花から花へ、飛び移りながら蜜を吸っていました。
太めの体つきなのに、空中に体をとどませるホバリングの威力に感心します。
ホウジャク類では小さく体長は20〜25mm。幼虫の食草はヘクソカズラ。
年2化で、第2化のこの時期の個体は成虫態で越冬します。
インド北部から台湾などを経て日本にまで分布。(青野孝昭)
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岡山県倉敷市粒江 (2010.10.2) |
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