● 日本最小の茜(アカトンボ)です (2009.9.2)
アカトンボの仲間でも、語尾がアカネで終わっている種が多くて、慣れないと、和名だけからでは、判断しかねますが、この種はアカトンボの一種です。
日本にいるアカトンボの中では最小で、腹長は20〜24mmほど。写真の個体とは正面からにらめっこしたお陰で前胸前面の紋様がよく見えました。中央の黒斑とそれをはさむ八の字形の太い黄色条の境界が鮮明で、近似のマユタテアカネから区別できました。
日本と朝鮮半島、中国北東部からウスリーにいたる地域にかけて分布しています。(青野孝昭)
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総社市福井ヒイゴ池湿原 (2009.9.2) |
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