● 朽ちたアカマツの樹皮下で冬を越しました (2010.4.6)
立ち枯れのまま朽ちた、アカマツの樹皮をめくったところ、樹皮裏にうずくまっていました。そこで越冬したのでしょう。しばらくして触角と脚を広げて立ち上がりました。
体長11〜13mm。雌成虫は卵や幼虫を保護することが知られています。成虫も幼虫もミズキ、イヌシデなどから汁液を吸って生活します。
学名と関係のある江崎悌三博士には、倉敷のある会場で講演されるお姿を、命名者の長谷川仁博士には銀座のある喫茶店で開かれた座談会の席で、高校生時代に尊敬の念を持ちながら拝顔しました。お二人とも今はこの世の人ではありません。(青野孝昭)
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高梁市宇治町 (2010.4.6) |
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