倉敷昆虫同好会
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虫たちの素顔
 

 エントツドロバチ Orancistrocerus drewseni

 

泥を煙突状に整えるのが上手

 体長18mm前後。ドロバチ科の一種。ヤブガラシの花に来て花盤から蜜を摂っていました。泥で巣を作るとき、完成までは入口を煙突状に伸ばすところから、従来、オオカバフドロバチなどと呼ばれていたのが、エントツドロバチに変えられ、その名が一般的に用いられるようになりました。狩り蜂の一種で、幼虫のためにガの幼虫を狩り、ふ化後の幼虫に随時的に運び与えます。でも、成虫の自分は花の蜜を摂ります。

 オオセイボウに寄生されるそうです。(青野孝昭)

岡山県倉敷市酒津(2015.7.18)

 
 
 

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倉敷昆虫同好会事務局
〒710-0051岡山県倉敷市幸町2-30しげい病院内倉敷昆虫館研究室内
 
電話:086-422-8207 
E-mail:
kurakon@shigei.or.jp

 
倉敷昆虫館はしげい病院内にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。  
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