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チャバネセセリ Pelopidas mathias |
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● 本場は東洋熱帯です (2010.7.10)
酒津にある配水池東側の堤防にも桜並木があり、その木陰の草地に休んでいました。後翅裏面には4つの小白斑がゆるい弧を描いて配置されています。平地に最も普通に見られるイチモンジセセリではやや大きい白斑が4つ、ほぼ一直線に並んでいます。
チャバネセセリは東洋熱帯に広く分布するセセリチョウで、日本の本州は分布の北限に当たります。越冬可能地は本州南岸沿いの南半地域までで、それ以北の地域では毎年、南部で越冬した個体が、世代を繰り返しながら北上したものが姿を見せます。
幼虫の食草はイネ科でイネ、ススキ、メヒシバなど多種にわたります。(青野孝昭)
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岡山県倉敷市酒津 (2010.7.10) |
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倉敷昆虫館はしげい病院の1階にあります。展示および収蔵標本は主に倉敷昆虫同好会員による半世紀以上の調査活動の成果によるものであり、そのうち3200種14000点を展示しています。
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倉敷昆虫館のホームページへ |
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