● やり方によっては竹林削減の助っ人です (2009.5.1)
インドシナ半島から中国、朝鮮半島を経て、日本の本州にまで分布。平地から低山地にかけて勢力を広げているマダケやモウソウチクなどの枯死材を食べて育つ、いかにも東洋色豊かなカミキリムシです。体長は15mm前後。
近年、竹林の増殖が著しく、心ある人々が伐採に挑戦し、竹炭など、利用も考えられていますが、焼け石に水の感なきにしもあらずですね。いつか、湿り気のある藪の脇に横たえられていたマダケに多数の本種幼虫が育っているのを見たことがありました。乾いた竹の枯材では駄目です。これをヒントに、一つベニカミキリさんに竹の分解を手伝って貰う手もあるのかなとは思うのですが。
成虫は5・6月ごろ羽化出現し、白っぽい花を好んで訪れます。 (青野孝昭)
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倉敷市浅原 (2009.5.1) |
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