園長からの一言
![]() 14日:ヤチシャジン開花 |
![]() 7日:カワラナデシコの花にいたナデシコタネコバンゾウムシ |
20日に梅雨明けとなりましたが、植物園内の温度データでは11日から31日までは日の最高気温が30℃以上となり、特に21~31日は10日間連続で、最高気温が35℃を上回る猛暑日を記録しました。27日には最高気温が39.6℃を記録しました。雨も梅雨明けしてからは全く降らずでしたが、梅雨明けまでは雨がそこそこ降っていましたので、植物はぐんぐんと成長、繁茂しました。梅雨明け前の上旬は鉢・ポリポットの植替えなどもする余裕がありましたが、梅雨明け以降は、猛暑の中、ひたすら草刈り作業に追われることとなりました。
観察会等のイベントについては、2日に「ちょっとアブない?しぜんかんさつ ~どくどく編~」を開催しました。植物は有毒植物、特に草や木の汁が皮膚に付くとかぶれるウルシ類などの紹介はもちろん、倉敷昆虫同好会の末長さんが講師として参加してくれ、植物の毒を体内に蓄積して身を守っているジャコウアゲハなどについて解説をしていただきました。実験的な企画ではありますが、「毒」というキーワードを通じて、自然の仕組みを知ることができた観察会になったと思います。15日には、毎年、倉敷昆虫館と共催で開催している「みんなでたんけん!夜の昆虫観察会」を開催しました。当日は気温、湿度ともに高く、いかにも昆虫が活発に活動しそうな条件だったのですが、梅雨明け前だったこともあってか、ライトトラップへの飛来昆虫は意外にもあまり多くありませんでした。ただ、園内のあちこちで、アブラゼミやニイニイゼミの羽化を観察することができ、本格的な夏の到来が近いことが予感されました。16日には植物園を楽しむ会131「黄菅の花咲く夕闇を楽しむ」を開催し、4年ぶりに「ユウスゲの花のしゃぶしゃぶ」を実施し、ユウスゲの花の香りと甘みを体感していただきました。
見学・観察会等(107名) | |
7/2 | 自然観察会「ちょっとアブない?しぜんかんさつ ~どくどく編~」開催,参加者24名+講師1名(倉敷昆虫同好会 末長晴輝氏)
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7/6 | 来園2名(玉野市) |
7/7 | 見学7名(岡山市3,総社市4) |
7/9 | 見学2名(倉敷市児島) |
7/15 | 自然観察会「みんなでたんけん!夜の昆虫観察会」開催,参加者50名+講師2名(倉敷昆虫館 岡本館長,小橋理恵子氏)
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7/16 | 定例観察会 植物園を楽しむ会131「黄菅の花咲く夕闇を楽しむ」開催,参加者16名
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7/28 | 見学3名(埼玉県1,京都府1,倉敷市連島1) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ60名 |
7/5 | ![]() |
7/6 | ![]() |
7/12 | ![]() |
7/22 | ![]() |
7/8 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館) |
7/14 | 倉敷の自然をまもる会 理事会 出席(倉敷市 市民活動センター) |
7/20 | 令和5年度 倉敷市立自然史博物館協議会 出席(倉敷市立美術館) |
7/1 | 山陽新聞 「備中」面「重井薬用植物園の四季」(ノハナショウブ)掲載 |
7/6 | 真庭いきいきテレビ(地元ケーブルテレビ) フサヒゲルリカミキリ保全のためのユウスゲ苗育成事業 取材 → 翌日(7/7)夕方「MITニュース」にて放映 |
温室エリア |
刈払機 草刈り(温室北広場,水草プランター置き場周囲,ユウスゲ植栽地,ユウスゲ植栽地周り,池東側岸,全域観察路・園地,市道法面,エリア南側外部フェンス沿い)/手刈り・草取り(フェンスつる切り,ウマノスズクサ植栽地)/樹木剪定(アカメガシワ,エビヅル,サンカクヅル)/植物採種(ムラサキ)/植物播種(蒜山産ユウスゲ)/植物植替え・植栽(アサツキ,クシバタンポポ,ヒロハヤマヨモギ,シデシャジン,オミナエシ,ホソバイヌタデなど28種類)/使用済み用土 ふるいかけ/刈草 収集・積み上げ,焼却/事務所周囲 除草剤散布/事務所前鉢,水草プランター等 水やり作業(随時) |
湿地エリア |
刈払機 草刈り(ユウスゲ広場,全域 観察路,中広場西側斜面,竹林南園地,大クスノキ南側園地)/手刈り・草取り(金網フェンス つる切り,)/刈草 収集・積み上げ,焼却 |
その他 |
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寄贈等 |
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植物園 WEBサイト 更新 |
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