園長からの一言
![]() 21日:C地区 ハチク開花 |
![]() 4日:パン切れをくわえたハシボソガラス |
植物園の新年度は、毎年恒例の真庭市蒜山地域での「山焼き」から始まりました。昨年から国の自然再生推進法に基づく協議会「蒜山自然再生協議会」が実施主体となり、植物園もその一員として協議会に参画しています。今年は3か所を3日に分けて実施しましたが、いずれも事故無く終えることができました。参加人数は関係者含めて、3日で延べ139名と多くの方の協力を得ての大きな保全活動となってきています。
園内では、重井医学研究所附属病院、しげい病院両院の新入職員の方々に施設見学に来ていただきましたが、4日の附属病院の見学の際には良い天気、22日の定例観察会「植物園を楽しむ会」も快晴となり、すっかり油断していたところ、25日のしげい病院の見学の日は強い雨となり、足元の悪さも考慮し、園内の案内は無しで、園外の道から施設を確認するだけの見学となってしまいました。新入職員の方々に植物園の魅力が何とか伝わっていればよいのですが…。
園内の管理面では、先月にも被害にあったカラスによるビニールポットの苗の抜き取り(ポットのひっくり返し)被害が相次ぎました。タカ型のカイト(凧)のおどしは一定の効果があったのですが、おどしから距離が離れすぎたり、おどしが何かに引っかかるなどして動かなくなったりすると、ここぞとばかりにカラスが襲ってくる状況です。ちなみに植物園近辺では、たびたび食パン片を加えたカラスが目撃されており、野鳥へのエサやり行為がカラス急増の一因となっているようです。幸い、今のところは被害によって無くなってしまうような植物は出ていませんが、今後は屋外の鉢・ポット置き場などは防鳥ネットの設置が必須となりそうで、頭を悩ませています。
見学・観察会等(113名) | |
4/4 | ![]() |
4/5 | 見学2名(岡山市) |
4/19 | 見学1名(岡山市)/来園1名(植物園ボランティア、タケノコ堀り) |
4/22 | 定例観察会 植物園を楽しむ会127「芽吹き彩る春を楽しむ」開催,参加者36名
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4/25 | ![]() |
4/28 | 見学1名(津山市) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ40名 |
4/1 | 真庭市蒜山 半自然草原 保全活動(「鳩ヶ原」山焼き),参加者約62名(ボランティア,蒜山自然再生協議会 関係者等スタッフ含む)(真庭市蒜山上徳山)
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4/2 | ![]() |
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4/23 | 23日:東中国山地自然史研究会 鏡野町 植生調査(鏡野町) |
4/1 | 山陽新聞 真庭支局,真庭いきいきテレビ(地元CATV) 蒜山 山焼き取材 |
4/4 | 山陽新聞 「美作」面「大地黒く染める炎 蒜山・山焼き最盛期」掲載(蒜山自然再生協議会 山焼き部会長として片岡のコメント掲載) |
4/12 | 山陽新聞倉敷本社 記者「重井薬用植物園の四季」取材(植物写真撮影) |
4/14 | 山陽新聞 「都市圏」面「重井薬用植物園 ショウブ観察会 来月4、5日」(告知記事)掲載 |
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温室エリア |
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湿地エリア |
刈払機 草刈り(ユウスゲ前広場,ミソナオシ株周り,アヤメ株周り,入口~ユウスゲ広場 観察路)/植物植栽(カラコギカエデ,イブキシモツケ,キンキマメザクラ)/タケノコ 残置分マーキング(杭立て)作業・掘り取り/伐採木枝 片付け(細断・積み上げ)/手刈り・草取り(アヤメ株周り)/刈草 収集・焼却 |
その他 |
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寄贈等 |
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植物園 WEBサイト 更新 |
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