園長からの一言
![]() 24日:ボランティアさん作成の門松と入口の新看板 |
![]() 23日:一日早かった? 雪の残る植木鉢の様子 |
だんだんと霜や氷を見る日が多くなり、順調に冬らしくなっていっている印象だったのですが、なんと岡山市内でヒマワリが咲いているということで、地元テレビ局2局から、コメントを求められるということがありました。原因を推測してみましたが、どうも10、11月の気温が比較的暖かく、成長が止まったり枯れたりするほど冷え込む日も少なかったために、開花までこぎつけることができたようです。
植物園内でも、9日に、温室エリアの池に赤トンボの姿を見つけて写真を撮影したところ、植物園では記録されていなかったタイリクアカネということが分かりました。倉敷昆虫同好会の守安敦氏に連絡したところ、翌日早速採集に来られましたが、その際にこれまた植物園内で記録のなかったキトンボも見つかり、冬に植物園の昆虫が2種増えるということになりました。両種ともこれまでも植物園近辺で他のトンボにまぎれて生息していた可能性は高いように思われますが、秋が暖かかったためにたまたま遅くまで生き残り、目にとまりやすくなったようです。暖かな秋の思わぬ影響でした。中旬以降は植物園でも連日氷点下を記録するようになり、23日には積雪もあるなど、冬らしくなりました。
園内では、3日にはイオングループの環境学習グループ「イオンチアーズクラブ」が自然体験学習(稲わらでの縄ない体験、羽釜&薪での炊飯体験、たき火での焼きイモ体験)に来園されました。縄ない体験は植物園ボランティアの方に講師を務めてもらったほか、市内で里山整備などを行っている市民グループ「里山クラブ」の方にも協力して頂き、わら細工にも挑戦しました。11日に開催した「植物園を楽しむ会」では、年末ということで、「きんとん」の色付けなどに使うクチナシの実(園内産)を参加者にプレゼントしましたが、大変好評でたくさんの実を持ち帰っていただけました。
園外では4日に岡山市(西大寺)でのハマウツボ保護地の保全活動、7日には植物園ボランティアの方と一緒に新見市の希少植物自生地の保全活動を実施するなど、花がオフシーズンになった代わりに、保全活動はオンシーズンに入ってきています。
見学・観察会等(43名) | |
12/2 | 来園1名(イオンチアーズクラブ担当者,自然体験の準備に来園) |
12/3 | 来園18名(イオンチアーズクラブ,自然体験(縄ない・ご飯炊き・焼き芋)実施)+講師1名(倉敷市内のグループ「里山クラブ」よりわら細工の講師として)
|
来園1名(倉敷市福島) | |
12/9 | 来園2名(KSB瀬戸内海放送,取材) |
12/10 | ![]() |
12/11 | ![]() |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ64名 |
12/4 | 吉井川 ハマウツボ・ネットワーク ハマウツボ保護地 保全活動 参加者14名(岡山市東区西大寺浜)
|
12/7 | ![]() |
12/27 | ハマビシ保護地 砂ふるいかけ作業(倉敷市玉島黒崎) |
12/10 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会出席(倉敷市立自然史博物館) |
12/14 | SAVE JAPANプロジェクト ミーティング(オンライン) |
12/15 | 蒜山自然再生協議会 ミーティング(オンライン) |
12/9 | 山陽新聞 「おかくらプラス」面「まちナビ」コーナー 12/11「植物園を楽しむ会124」告知記事 掲載 |
KSB瀬戸内海放送 取材(ヒマワリの開花についてインタビュー) → 同日夕方の「KSBニュース」内にて放送 | |
BSJapanext「アタック25Next」制作会社(株)ABCリブラへ植物写真(ウラジロ)提供 | |
12/19 | RNC西日本放送 ヒマワリの開花について電話取材 → 同日夕方の「News Every」にて園長コメント(テロップ)が放送 |
温室エリア |
![]() |
湿地エリア |
![]() |
その他 |
|
|
寄贈等 |
|
植物園 WEBサイト 更新 |
|