園長からの一言
19日:植物園でも降雪がみられました。 |
20日:野鳥も寒い?「ふくらスズメ」ならぬ「ふくらツグミ」 |
1月から引き続いて、連日氷点下を記録し、冷え込み厳しい月となりました。下旬になれば少しは暖かくなるかと予想していたのですが、25日には今期の最低気温を更新する、-5.3℃を記録しました。しかし、月末頃には、冷え込んでいた一方で日中の最高気温は徐々に上昇しており、日中は少し春の予感もするようになりました。
イベント等では、1月末に出た「まん延防止等重点措置」のため、5日に予定していた特別企画「たき火であそぼう!」を25日に延期としたところ、「まん延防止」が延長となり、3月13日へ再延期ということになりました。また、倉敷市立自然史博物館、同友の会との共催で12日に予定していた「倉敷みらい公園の生き物しらべ 2022年冬」および、27日に予定していた植物園を楽しむ会「木の芽時の草木を楽しむ」は、開催を中止することとなりました。
その一方で、イベントの延期や中止のため、少し時間ができましたので、湿地エリアでの樹木伐採、温室内外のポット・鉢植え植物の植替え作業など、園内の管理作業に注力しました。特に湿地エリアでは、大きくなりすぎた樹木の伐採を進めています(日照の改善と同時に、伐採した樹木そのものも萌芽(ひこばえ)によって再生させることで枯死を防ぐ効果が期待される)。また、伐採作業については、薪ストーブの薪にしたい、という方がスポット的に伐採ボランティアに来てくれ、伐採した樹木の大部分を持ち帰ってくれました。園としても、片付けの手間が省けて非常に助かっています。また、植物の植替え作業では、普段観察することが難しい根や地下茎など、地下部の様子を観察する良い機会でもあり、特徴的な地下部を持つ植物については、できるだけ資料としての写真撮影をするようにしています。来園者(見学者)総数:71名
見学・観察会等 (7名) | |
2/11 | 来園1名(総社市,樹木伐採ボランティアに来園) |
2/12 | 来園1名(総社市,樹木伐採ボランティアに来園) |
2/20 | 見学3名(倉敷市) |
2/23 | 来園1名(総社市,樹木伐採ボランティアに来園) |
2/24 | 来園1名(総社市,樹木伐採ボランティアに来園) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ64名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
2/26 | 26日:新庄村自然保護連絡協議会 講演会「人と自然の関わりから考える新庄村の自然保護」(講師)(オンライン) |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
2/12 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 参加(オンライン) |
2/24 | 蒜山 山焼き関係者打ち合わせ(オンライン) |
2/25 | SAVE JAPANプロジェクト関係者打ち合わせ(オンライン) |
マスコミ取材、情報提供など
2/4 | 山陽新聞 おかくらプラス面「情報ひろば」コーナーに2/27「植物園を楽しむ会」告知記事掲載 |
2/19 | 山陽新聞 倉敷総社圏版「重井薬用植物園の四季」(カゴノキ)掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア |
植物植替え(テンナンショウ類,タンポポ類,ヤチシャジン,ノカンゾウ,キキョウ,キビヒトリシズカなど約60種)/ハマビシ・ホソバヤマジソ,ミコシギク,ヤチシャジン栽培プラ船 栽培用土・砂 ふるいかけ,施肥/栽培用砂・苗箱・ポット 熱湯消毒/マサ土,使用済み栽培用土 ふるいかけ/ヒメガマこも 水草栽培プラ船に設置(保温のため)
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湿地エリア |
樹木伐採(展望デッキ周辺・奥広場東)/伐採木 玉切り・運搬/植物植栽・補植(ムサシアブミ,キビヒトリシズカ)/手刈り作業(湿地東斜面下刈り)/奥池の堆積砂を使用し土のう作成/刈草,伐採樹木枝 収集・焼却/焼却灰 ユウスゲ植栽地へ撒布 |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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植物園 WEBサイト 更新 |
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