園長からの一言
19日:まさに「錦秋」!色づいたイロハモミジ(湿地エリア) |
28日:寒波到来!水草のプラ船には氷が張り、霜が降りました |
上旬頃までは比較的気温も高く、穏やかな日が続きました。その反面、木々の紅葉はなかなか進まず、10月から引き続いてコバノミツバツツジやモチツツジ(植栽)の花の狂い咲きが見られるなど、季節が進んでいる実感には乏しかったのですが、下旬になるとぐっと気温が下がり、イロハモミジなどが美しく紅葉しました。しかし、月末には寒波が到来し、植物園でも霜が降り、水草のプランター(プラ船)には氷が張るほど気温が下がって、園内は紅葉の季節から落葉の季節に一気に移り変わってしまいました。幸いなことに11月の定例観察会「植物園を楽しむ会」は7日の開催でしたので、穏やかな秋晴れの空の下、ヤマラッキョウやリンドウの花、ヤマコウバシの黄葉などを楽しんでもらうことができました。
園内の管理作業では、各種植物種子の採集・精選作業を進めました。植物によっては、花が咲いてもなかなか結実しないものや、そもそも種子が採れないものがあったり、長期保存できるかどうか性質の不明な種子があったりするほか、すぐに種が散布されてしまって採集のタイミングが難しいものなどもあり、園内にあるすべての植物の種子を採集できるわけではないのですが、栽培・植栽している植物が枯れた場合や、研究者の方から研究用サンプルとしての提供依頼があった場合などに対応できるよう、絶滅危惧植物を中心に、できる限り多くの種類を保存するようにしています。来園者(見学者)総数:94名
見学・観察会等 (45名) | |
11/3 | 総社年金協会 見学27名 |
11/4 | 来園2名(植物園ボランティアの方+倉敷市1,木製手押し車を寄贈に来園) |
11/6 | 来園1名(植物園ボランティアの方,植物写真撮影に来園) |
11/7 | 定例観察会 植物園を楽しむ会112「立冬の玉紫を楽しむ」開催,参加者13名+取材1名(倉敷ケーブルテレビ)
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その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ49名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
11/15 | 11/20「サクラソウを守ろう!秋の草原保全活動」準備作業(山焼き火道(防火帯)草刈り)(真庭市蒜山上徳山) |
11/20 | 「サクラソウを守ろう!秋の草原保全活動」開催(真庭市 津黒いきものふれあいの里・保全団体「山焼き隊」共催),参加者14名(スタッフ含む)(真庭市蒜山上徳山)
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11/21 | 倉敷市立自然史博物館 自然観察会「高梁川流域自然たんけん2」参加(新見市草間 羅生門) |
保全活動打ち合わせ(新見市豊永佐伏) | |
11/27 | 「豊ダルマガエルを見守る会」定例会で講演「寄生植物 ハマウツボをまもるということ」(岡山市東区西大寺川口 豊コミュニティハウス) |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
11/5 | SAVE JAPANプロジェクト 打ち合わせ(オンライン) |
11/10 | 倉敷の自然をまもる会 理事会 出席(倉敷市民活動センター) |
マスコミ取材、情報提供など
11/7 | 倉敷ケーブルテレビ 植物園を楽しむ会112「立冬の玉紫を楽しむ」 取材
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園内の管理作業など
温室エリア |
刈払機 草刈り(カワラケツメイ植栽地,タヌキマメ植栽地,フジバカマ・イヌハギ植栽地,フナバラソウ植栽地,コバノフジバカマ植栽地,ミヤギノハギ株,プランター置き場西側)/外来植物駆除(外来チチコグサ類 引き抜き)/手刈り・草取り(ススキ刈り取り・結束,プラ船 ミズアオイ・ヤナギタンポポ・コガマ 刈り取り,カザグルマ株周り,ウマノスズクサ植栽地,北側フェンスつる植物,キシツツジ株周り)/樹木剪定・伐採(オオタチヤナギ,ザクロ,ダイオウグミなど8種類)/刈草 収集・焼却/植物植替え(ノヤマトンボ,蒜山産ユウスゲ,エビヅル)/「茅ぐろ」作成 |
湿地エリア |
刈払機 草刈り(ユウスゲ前広場,奥広場)/手刈り・草取り(奥広場 ネザサ)/低木伐採・樹木剪定(ナンキンハゼ・カクレミノ・アキグミ・サクラバハンノキ,ヤマウルシ,ヤマハゼ,ウツギ,ヤマモモ,大クスノキ下下刈り)/外来植物駆除(外来チチコグサ類)/刈草 収集・焼却 |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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植物園 WEBサイト 更新 |
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