園長からの一言
![]() 18日:シロバナマンジュシャゲにインクを吸わせて着色した、「青いヒガンバナ」 |
![]() 24日:暑い日が続いたせい?狂い咲きしたオグラセンノウ |
猛暑だった8月から引き続き、暑い日が続いた印象のひと月でしたが、温度データロガーの記録を見ると、9月に入ってからは日の最高気温が35℃以上の猛暑日となった日はなく、最低気温についても、8月は20℃を下回ることはなかったのですが、9月に入ると20℃を下回るようになっていました。9月中も日中の気温が30℃を超える真夏日の日が多かったため、あまり秋の実感はありませんでしたが、暑いながらも秋は着実に訪れていたようです。
イベントについては、8月の「夏の!」に引き続いて、、18日に園内で「秋の!虫をつかまえてみるかい!」を開催しました。良い天気に恵まれましたが、気温は30℃近くまで上がり、「夏の!」同様、汗をかきながらの虫捕りになりました。湿地エリアではちょっと種数が少なかったトンボ類よりもカマキリ類が子供たちに大人気だったのが印象に残りました。翌19日には「植物園を楽しむ会」を開催しましたが、やはり暑く、フジバカマやイヌハギなど秋の花は咲いていたものの、秋の実感はちょっと薄かったようです。
園内の管理作業では、この時期に限ったことではないのですが、園内でのイベントの開催日から逆算して、イベント当日に花などが見られるよう、タイミングをはかって観察路や園地の草刈りを行っています。実は特に難しいのが、「虫をつかまえてみるかい!」などの昆虫関連イベントで、様々な昆虫が見られるようにするには、草丈が高く、昆虫が隠れる場所が多い状態の方が良いそうなのですが、だからと言って、伸び放題にしてしまうと、小さな子は歩きにくく、地面の凸凹が見え難くなってつまずきやすくなりますし、ヘビやハチなど危険な生物も増えますので、イベント当日に、幼稚園ぐらいの子供が走りまわっても支障がないぐらいの草丈を目標として、長期の天気予報や気温の推移をにらみながら作業予定を立てています。
見学・観察会等 (63名) | |
9/9 | 来園2名(KSB瀬戸内海放送 取材) |
9/18 | 「秋の!虫をつかまえてみるかい」開催,参加者31名,講師2名
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9/19 | 定例観察会 植物園を楽しむ会110「花揺らす色無き風を楽しむ」開催,参加者20名
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来園1名(瀬戸内市,植物について質問のため来園) | |
9/24 | 見学3名(浅口市2,笠岡市1) |
9/29 | 見学2名(倉敷市1,岡山市1) |
来園1名(植物園ボランティアの方,植物写真について質問に来園) | |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ47名 |
9/12 | ミズアオイ自生地 草刈り(9/16ミズアオイ自生地保全活動 準備)(倉敷市加須山) |
9/16 | ![]() |
9/22 | 倉敷美しい森 外来モウセンゴケ駆除活動(倉敷市曽原)+ ミズアオイ自生地 トタンフェンス補修作業(倉敷市加須山), 植物園ボランティア,市環境政策課職員など参加者7名
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9/11 | 日本湿地学会大会(第13回) 参加(オンライン) |
倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 参加(オンライン) | |
9/14 | 蒜山自然再生協議会 事前調整会議 出席(真庭市役所) |
9/26 | 草原シンポジウム~人と自然の関係性の再生を目指して~(オンライン・ライブ配信視聴) |
9/27 | 岡山県野生動植物調査検討会 植物部会 出席(オンライン) |
9/7 | 山陽新聞 地域ワイド版「草花観察会 人気です」(植物園を楽しむ会 紹介記事)掲載 |
9/8 | ![]()
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9/22 | 山陽新聞 ミズアオイ自生地取材
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温室エリア |
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湿地エリア |
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その他 |
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寄贈等 |
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植物園 WEBサイト 更新 |
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