園長からの一言
14日:今年はトキソウの当たり年でしたが、ちょうど花期が緊急事態宣言と重なってしまいました。 |
14日:梅雨入り直前の晴れ間、散歩を楽しむ?クサガメ |
連休中は、4日に園内で「ショウブプレゼント&ミニ観察会」、5日に真庭市蒜山地域で「サクラソウと蒜山の春」、8日は岡山市東区西大寺地域で「ハマウツボと砂地の生きもの観察会」を開催し、開催当日はもちろんですが、その準備にも追われました。岡山県内で新型コロナウイルス感染症の感染者数が増加しつつあった時期でもあり、密集状態をできる限り避けるため、午前と午後の2回実施や、参加者を2グループに分けて解説を行うなどの工夫を行ったうえで実施しました。20日に開催予定していた「植物園を楽しむ会」についても、参加者が密集しないよう、観察する経路や解説を行う位置などの検討をしていましたが、12日には県内の新型コロナウイルス感染状況に関する判断が「ステージ4」となり、16日には緊急事態宣言が岡山県下にも発出され、「植物園を楽しむ会」は開催中止、見学も受入れ停止とせざるを得ない状況となりました。
新型コロナウイルス感染症に振り回される一方で、15日には記録的な早さで中国地方の梅雨入りが発表され、雨の日が続くようになりました。そうなると園内の草もおう盛に成長するようになります。見学者が来ないからと園内の草刈りをさぼってしまいますと、咲くはずの草花が咲かなくなったりしてしまいますので、いつ見学の受入れを再開しても大丈夫なように日々、草刈り作業にいそしんでいますが、普段、刈った草の収集などの作業補助をしていただいているボランティアの方々の活動もお休みとしていますので、草集めなども自分でやらねばならなくなり、行事予定はなくなりましたが、作業量は増える、という状態になっています。緊急事態宣言も梅雨も、早めにあけてくれるといいのですが。来園者(見学者)総数:48名
見学・観察会等 (33名) | |
5/4 | 端午の節句 ショウブプレゼント&ミニ観察会」開催,参加者29名(午前:19名/午後:10名),報道関係者3名 |
5/28 | 来園1名(山陽新聞 取材) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ15名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
5/5 | 自然観察会「サクラソウと蒜山の春」開催,参加者6名(真庭市 津黒いきものふれあいの里と共催,真庭市蒜山上徳山)/新庄村 希少植物保全活動 視察・指導
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5/8 | 自然観察会「ハマウツボと砂地の生きもの観察会」開催,参加者42名(+スタッフ12名,講師2名)(吉井川 ハマウツボ・ネットワーク,岡山市西大寺公民館 共催,岡山市東区西大寺浜)
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5/14 | ミズアオイ自生地 スクミリンゴガイトラップ チェック(倉敷市加須山) |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
特になし |
マスコミ取材、情報提供など
5/4 | KSB瀬戸内海放送,KCT 倉敷ケーブルテレビ 「端午の節句 ショウブプレゼント&ミニ観察会」取材
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5/5 | KSB瀬戸内海放送,MIT 真庭いきいきテレビ,真庭市広報「サクラソウと蒜山の春」取材
→KSB瀬戸内海放送 …5/6夕方ニュースにて放映,KSBウェブサイトで動画公開 |
5/8 | 山陽新聞「ハマウツボと砂地の生きもの観察会」取材
→5/11岡山市民版に「ハマウツボ守ろう」記事掲載 |
5/28 | 山陽新聞倉敷本社 記者,「重井薬用植物園の四季」取材・植物写真撮影 |
園内の管理作業など
温室エリア |
草刈り作業(温室周り,水草プランター置き場周り,タヌキマメ植栽地,オキナグサ植栽地,市道法面)/手刈り・草取り作業(温室栽培スペース通路,ヤマトレンギョウ花壇)/播種作業(ホソバヤマジソ,ゴキヅル,タヌキマメ)/移植作業(ヤブツルアズキ,ツルマメ)/刈草 収集・焼却/外来植物(外来タンポポ,マツバウンラン,メリケンムグラ)駆除作業/入口わきコブシ コブシハバチ幼虫 駆除作業/使用済み園芸用土 ふるいかけ |
湿地エリア |
草刈り作業(入口~ユウスゲ広場,ショウブ池周り,階段,中広場,奥広場)/手刈り・草取り作業(ハンゲショウ・カキツバタ個体数調整)/刈草 収集・焼却/伐採樹木 片付け(玉切り・仮積み)作業/外来植物(マツバウンラン,外来チチコグサ類)駆除作業/植物移植(ノコギリソウ) |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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