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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

12月の活動(2020.1.18)

園長からの一言

3日:イオン倉敷 チアーズクラブ(マスカット隊)来園  自分たちでなったワラ縄で長縄跳びに挑戦! 10日:小さな来園者、エナガ
3日:自分たちでなったワラ縄で長縄跳びに挑戦!
10日:小さな来園者、エナガ

暖冬との長期予報のとおり、12月に入っても暖かい日が続きました。感覚としては昨年よりも随分と暖かい気がしたのですが、植物園内の温度データを見てみると、2018年12月の月平均気温は6.8℃だったのに対し、2019年12月は6.6℃とほぼ同じ程度でした。ただ、1日の最高気温が10℃を上回った日数は2018年12月が23日でしたが、2019年12月は29日で、最高気温が10℃を切った日はわずか2日のみとなっていました。ちなみに氷点下を記録した日数をみると2018年12月は11日、2019年12月は10日とあまり変わりません。どうやら一応、朝晩は昨年と同程度には冷え込んでいるようですが、日中が暖かいことが、昨年に増して暖冬を実感させている一因のようです。

植物園内では、1日にイオン倉敷のチアーズクラブの子供たちが来園しました。事前に相談があり、できれば体験的なプログラムを、という希望がありましたので、植物園ボランティアの方に講師をお願いして、稲わらで縄を「なう」体験をしてもらいました。わりに器用にすぐになえるようになる子、どうしてもコツがつかめない子、色々でしたが、最後には上手な子がなった縄で長縄跳びをして遊ぶなど、楽しめたようです。そのほか、園内にはびこっている外来チチコグサの駆除などもしてもらい、植物園としても助かりました。

園外では、21日に、しげい病院の文化講演会として「植物園の帰化植物~招かれざる?植物園の仲間たち~」と題して講演を行いました。帰化植物という、かためのテーマでしたので、それほど多くの方は来られないのではと予想していたのですが、およそ90名という大変多くの方に来聴していただくことができました。

 

来園者(見学者)総数:107
見学・観察会等 (68名)
12/1 イオン倉敷 チアーズクラブ(マスカット隊)来園23名(子供14名、大人9名)(ワラ縄ない体験・外来チチコグサ類駆除・焚き火体験)

1日:イオン倉敷 チアーズクラブ(マスカット隊)来園 植物園ボランティアの方を講師に、ワラない体験 3日:イオン倉敷 チアーズクラブ(マスカット隊)来園 外来植物のウラジロチチコグサの駆除もして頂きました。

3日:イオン倉敷 チアーズクラブ(マスカット隊)来園 楽しい一日、過ごせたかな?

12/7 定例観察会「植物園を楽しむ会93(凩の中の実りを楽しむ)」開催,参加者34名

7日:植物園を楽しむ会93「凩の中の実りを楽しむ」(枯野の湿原で、サワギキョウの種子の観察中) 7日:植物園を楽しむ会93「凩の中の実りを楽しむ」 (ナンキンハゼの果実を見つけたので、解説中)

12/12 12日:はぁもにぃ倉敷ノルディックウォーキング講座 見学 (ハマヒサカキの花…ちょっとガスくさい?)はぁもにぃ倉敷 ノルディックウォーキング講座 来園・見学10名(講師1名含む)
12/21 見学1名(神奈川県川崎市)
その他の来園者
ボランティア・・・のべ39名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
12/5 日本振興会 講演会「草原と炎と野草のはなし」(総社市)
12/13 希少植物 自生地保護活動(植物園ボランティア7名参加,新見市)

13日:希少植物 自生地保護活動(新見市) 13日:希少植物 自生地保護活動(新見市)

12/21 しげい病院 文化講演会「植物園の帰化植物 ~招かれざる?植物園の仲間たち~」講演,来聴者約90名>

21日:しげい病院 文化講演会「植物園の帰化植物 ~招かれざる?植物園の仲間たち~」 21日:しげい病院 文化講演会「植物園の帰化植物 ~招かれざる?植物園の仲間たち~」(来聴者にはフジバカマの苗などをプレゼント)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
12/2 2日:フサヒゲルリカミキリ保全対策会議(真庭市)フサヒゲルリカミキリ保全対策会議 出席(真庭市 蒜山振興局)
12/14 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館)

 

マスコミ取材、情報提供など
12/6 山陽新聞倉敷本社記者 来園,「重井薬用植物園の四季」用 植物写真撮影
12/11 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(モチノキ)掲載
12/13 備北民報(新見市圏のコミュニティ紙)新見市での希少植物自生地保護活動の様子 取材 →16日頃の紙面に掲載された模様。

 

園内の管理作業など
温室エリア
22日:温室エリア 池内部のヒメガマ刈り取り作業草刈り(刈払機)作業(タヌキマメ植栽地,ミヤギノハギ株)/手刈り・草取り作業(トウネズミモチ枝 剪定,池内部ヒメガマ)/刈草 収集・焼却/池岸補強のため、土のう積み・泥上げ/栽培用砂 ふるいかけ・熱湯消毒/植物種子播種(ミコシギク,ヒメシオン)
湿地エリア
モウソウチク 伐採・運搬・枝打ち
その他
  • 5日:温室エリア隣接 耕作放棄地 草刈り
  • 8日:種子精選(ミズネコノオ)
  • 12日:温室天窓 可動アーム交換工事(藤木工務店)
  • 18日:温室 多目的スペースブラインド 取り外し・洗浄作業
  • 19日:しげい病院 事故想定訓練 参加
  • 随時:文化講演会 準備(来聴者プレゼント用種子・苗準備)
  • 随時:温室天窓 可動部ボルト交換作業
  • 随時:鉢植え植物,水草プランター 水やり

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 4日:重井医学研究所附属病院へ、来院者プレゼントとして、クチナシ果実を寄贈
      4日:重井医学研究所附属病院の来院者プレゼントとして、クチナシ果実を寄贈
    • 20日:東京都 北区飛鳥山博物館 へ、ツルマメとダイズの比較写真(デジタルデータ)を提供(1/5~のミニ展示「凹みが語る縄文文化」に使用とのこと)
      20日:東京都 北区飛鳥山博物館 ミニ展示「凹みが語る縄文文化」にツルマメとダイズの比較写真を提供
    • 21日:文化講演会の来聴者へ、フジバカマ苗160ポット,クチナシ果実150袋,ツキミソウ種子80袋,ギンセンカ種子80袋をプレゼント/倉敷市内の親子サークル「お山の会」へ、クチナシ果実を寄贈(親子でのきんとんづくりに使用とのこと)
  • 外部→植物園
    • 2日:ヒメシオン(真庭市産),津黒いきものふれあいの里より受領
随時 植物園WEBサイト更新
  • 8日:「現在の見ごろ植物」(ノジギク写真差し替え・ヒイラギ追加)/「園内花アルバム」(ヤマラッキョウ 改訂)/「お知らせ」(1/13「植物園を楽しむ会(寒中をとんど焼きで楽しむ)」要項)
  • 14日:「植物園便り」(11月の活動)

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