園長からの一言
9日:仲が良い2羽に見えますが、威嚇行動中のカワセミ |
25日:ミゾソバの花で仲良く並んで吸蜜するキタキチョウ |
すこしずつ秋らしくなり、園内の湿地ではサワヒヨドリ、サワギキョウ、スイランなどの秋の花がお花畑を演出する時期になりました。同時に、実りの秋でもあり、カワラケツメイ、タヌキマメなどの植物の種子の採集・精選作業もボランティアさんの助けを借りながら行っています。
10月は、園内作業としてもメリケンカルカヤやセイタカアワダチソウなどの外来植物の駆除作業を行いましたが、2日に倉敷美しい森での外来食虫植物(モウセンゴケ)駆除活動を行ったほか、20日には総社市で開催された「鬼城山外来植物一掃大行動」に講師として参加しました。また、13日に開催した「植物園を楽しむ会」では、「フジバカマの謎を楽しむ」と題し、在来のフジバカマと、中国大陸原産の外来系統と考えられている園芸フジバカマの違いについて詳しく解説を行うなど、10月は外来植物関係の活動・話題を扱う機会が多くあったように思います。
また、9日には、温室エリアの池のふちにあるヤナギの木で、2羽のカワセミが盛んにさえずっていたのですが、繁殖期でもないのに何事かと思って観察してみますと、背伸びをしてから身をかがめる、ユーモラスな仕草を繰り返していました。一見、中が良さそうに見えたのですが、後で調べてみますと、どうも威嚇行動のようです。冬の間のえさ場を確保するための縄張り争いだったのでしょうか。カワセミも冬支度のため、懸命なようです。来園者(見学者)総数:125名
見学・観察会等 (67名) | |
10/5 | 見学2名(兵庫県高砂市)/来園1名(倉敷市,蒜山産ユウスゲ苗 運搬ボランティアのため来園) |
10/8 | 来園1名(龍泉寺の自然を守る会会長,10周年記念誌の校正依頼) |
10/11 | 来園2名(倉敷市環境政策課 職員,生物多様性審議会関連の相談に来園) |
10/13 | 定例観察会「植物園を楽しむ会91(フジバカマの謎を楽しむ)」開催,参加者36名
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10/15 | 重井医学研究所附属病院 中途入職者8名 見学(+引率職員1名) |
10/17 | 見学2名(岡山市) |
10/18 | 来園1名(山陽新聞倉敷本社記者,連載用植物写真撮影に来園) |
10/20 | 見学4名(倉敷市) |
10/24 | 見学3名(岡山市2,総社市1) |
10/30 | 来園3名(総社市2,岡山市1,講演の依頼に来園) |
10/31 | 見学3名(倉敷市1,京都府京都市1,香川県高松市1) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ58名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
10/2 | 倉敷美しい森 外来食虫植物 駆除活動(倉敷市曽原) |
10/12 | 郷土史誌(早島・阿哲郡史) 閲覧(倉敷市中央図書館) |
10/13・15・17・23 | 奥西坂園地 草刈り(進入路~園地,イベント準備のため)(倉敷市西坂) |
10/19 | 岡山市半田山植物園 岡山自然塾「雑草とは何か」(榎本敬氏 講演)参加(岡山市半田山植物園) |
10/20 | 鬼城山外来植物一掃大行動 講師として参加(総社市黒尾)
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10/26 | 「草活しようぜ!虫の原っぱづくり大作戦・秋」開催(共催:倉敷の自然をまもる会),参加者8名(倉敷市西坂)
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10/30 | イベントに使用する稲わら受け取り(早島町) |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
10/4 | 令和元年度 第2回 倉敷市環境審議会 出席(倉敷市役所) |
10/12 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館) |
マスコミ取材、情報提供など
10/18 | 山陽新聞倉敷本社 記者,「重井薬用植物園の四季」用 植物写真撮影 |
10/31 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ミズネコノオ)掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア |
草刈り(刈払機)作業(ユウスゲ植栽地)/手刈り・草取り作業(クロバナロウバイ株周り)/外来植物駆除作業(セイタカアワダチソウ)/刈草 収集・焼却/植物種子採集(カワラケツメイ,タヌキマメ,白花ナンバンギセル,イヌハギ,ヒオウギ)/植物植え替え(フナバラソウ,エビヅル)/フェンス つる切り作業/蒜山産ユウスゲポット苗 折り畳みコンテナー入れ替え・除草作業(運搬準備) |
湿地エリア |
草刈り(刈払機)作業(ユウスゲ植栽地,竹林~竹林南 園地,入口~ウバメガシ植栽地 観察路)/外来植物駆除作業(メリケンカルカヤ,セイタカアワダチソウ)/刈草 収集・焼却 |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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