園長からの一言
15日:閉園後、ひっそりと咲くツキミソウの花 |
27日:湿地エリア 下池のドジョウ |
梅雨明けが早かった昨年に比べ、今年はずいぶんと遅く、25日に梅雨明けとなりました。平年の梅雨明け時期からは4日遅い程度で、平年並みではあったようですが、昨年と同じく、梅雨明けしたとたんに猛暑に見舞われ、熱中症予防に気を使いながら園内作業などを行っています。
7月のイベントは、日中の暑さを避ける意味と、夏休みならではの企画を、ということで、夜間にイベントを開催しています。ただ、14日18~20時に開催した「植物園を楽しむ会」は、開会直前までわりに強い降雨があり、参加者はわずか5名と、過去最低の参加者数を記録してしまいました。申し込み不要のイベントのため、気軽に参加もできますが、参加を止めるのも自由なので、止むを得ない…と言うのは簡単なのですが、それでは残念なので、雨が降っても、参加したい!と思っていただける内容にしていかねば、と思っています。なお、14日に参加された5名の方は少人数ならではの和気あいあいとした雰囲気のなか、ユウスゲの花を思う存分賞味していただき、笑顔で帰られました。27日に昆虫館と開催した「みんなでたんけん!夜の昆虫観察会」は、今年は参加申込の受付開始からわずか5日で定員に達するという人気ぶりで、当日も真っ暗な湿地エリアの中を懐中電灯で照らしながら生き物を探しました。昆虫の活動時間には少し早いとのことではありますが、それでもノコギリクワガタやカブトムシのメスを見つけた子もおり、歓声が夜の里山に上がっていました。
園外では、2011年にしげい病院南館屋上に保護のため移植したツメレンゲの植栽地に雑草や元々植栽されていた園芸のセダムが復活、繁茂してツメレンゲの生育に影響を及ぼしていたので、8年ぶりに植え替え(用土の入れ替え)を行いました。今年の10月末~11月初旬頃には再び、たくさんの花を咲かせてくれるものと思います。来園者(見学者)総数:91名
見学・観察会等 (54名) | |
7/14 | 定例観察会「植物園を楽しむ会88(彼は誰どきのユウスゲを楽しむ)」開催(18~20時)、参加者5名
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7/18 | 来園2名(倉敷市,見学の下見に来園) |
7/25 | 見学3名(倉敷市) |
7/27 | 「みんなでたんけん!夜の昆虫観察会」開催(17~21時),参加者40名(+講師3名)
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7/28 | 来園1名(岡山市,植物写真愛好家の方,ヤチシャジンの写真撮影に来園) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ37名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
7/2 | 奥西坂園地 植生調査・草刈り作業(倉敷市西坂) |
7/3 | ミズアオイ自生地 保全活動(草刈り)植物園ボランティア3名と共に参加(倉敷市加須山) |
7/5 | しげい病院 南館屋上庭園 ツメレンゲ保護植栽区画 用土入れ替え作業
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7/6 | 「夏の草原保全活動 花咲く草原の夏草刈り」開催,参加者9名(真庭市 津黒いきものふれあいの里と共催,悪天候のため6/15より延期しての開催)(真庭市蒜山上徳山)
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7/21 | 水生植物調査(岡山市) |
7/31 | 倉敷美しい森湿地 外来食虫植物 駆除(引き抜き)保全活動 |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
7/2 | 倉敷市 環境審議会(令和元年度 第1回)出席(倉敷市役所) |
7/10 | 岡山県 野生動植物調査検討会 植物部会(令和元年度 第2回)出席(岡山市南区内尾 岡山県環境保全事業団 事務所) |
7/11 | 倉敷市 生物多様性審議会 出席(令和元年度 第1回)出席(倉敷市役所) |
7/17 | 倉敷の自然をまもる会 理事会 出席(倉敷市役所) |
マスコミ取材、情報提供など
7/6 | 「夏の草原保全活動 花咲く草原の夏草刈り」 真庭いきいきテレビ(地元CATV) 取材 |
7/24 | 山陽新聞倉敷本社記者 「重井薬用植物園の四季」用 植物写真撮影 |
園内の管理作業など
温室エリア |
植物植え替え(ヤシャビシャク,ジンジソウ)/手刈り・草取り作業(プランター・植木鉢内,圃場)/草刈り(刈払機)作業(温室南,温室北広場,池北側ユウスゲ植栽地周辺,圃場周辺,水草等栽培プランター置き場周辺,隣接市道)/刈草 収集・焼却/使用済み用土 フルイかけ(再利用のため)/蒜山産ユウスゲ苗 運搬準備作業(苗箱から折り畳みコンテナに入れ替え) |
湿地エリア |
草刈り(刈払機)作業(入口~木道入り口,木道入り口~ユウスゲ前広場,木道デッキ~階段周辺,中広場,中広場西斜面,奥広場,大クスノキ周辺)/刈草 収集・焼却 |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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