園長からの一言
13日:直径5mmの春、イヌノフグリの開花 |
22日:今年は豊年満作に!アテツマンサクの開花 |
例年、2月は園内の冬仕事…樹木の間伐や下刈り、落葉かき、植替え作業などを余裕をもって行うために、イベントや予定をほとんど入れていないのですが、最近は、ありがたいことに、秋~冬にも、団体見学や講座、講演の依頼を頂くようになり、予定通りの余裕はなくなってきています。今年度は、15日には、毎年恒例の地元の菅生小学校の3年生の校外学習「とび出せ!菅生たんけんたい」で、子供たちが見学に来てくれました。見学候補の施設の中でも比較的希望が多かったとのことで、どんな形であれ、自然や植物に興味を持ってもらえることはうれしいことです。また、16日には、ライフパーク倉敷の「くらしき市民講座」として、親子10組を対象に、様々な樹木のチップを使った「くんせい講座」を行い、概ね、好評を得ることができました。
見学や講座以外にも、年度末が近いということもあり、県や倉敷市の委員会、審議会も多く開催されたため、植物園を留守にすることが多く、樹木の伐採作業などが滞りそうでしたが、伐採&持ち帰りをしてくれる方(自宅の薪ストーブの燃料にするとのこと)がおられましたので、期間限定のボランティアとして、アラカシなどの常緑樹を中心に、伐採する木を指定して伐採していただきました。常緑樹を中心とした樹木の伐採は、湿地エリアの林を明るい状態に保つために必要な作業であり、ここ数年、計画的に進めています。昨冬にはマンサク類を被陰していたエゴノキなどの樹木を伐採しましたが、今年はその影響か特にアテツマンサクの花付きが良いようです。来園者(見学者)総数:120名
見学・観察会等 (77名) | |
2/6 | 来園1名(倉敷市、植物に関する質問に来園) |
2/8 | 来園1名(総社市,樹木伐採ボランティア,伐採樹木は薪ストーブの薪として持ち帰り) |
2/9 | 来園1名(総社市,樹木伐採ボランティア) |
2/15 | 倉敷市立菅生小学校3年生 校外学習「とび出せ!菅生たんけんたい」児童18名+引率4名 来園 |
2/21 | 来園2名(倉敷市市民学習センター 職員2名,くんせい講座のお礼に来園) |
2/23 | 定例観察会「植物園を楽しむ会83(ハンノキの花揺れる春を楽しむ)」開催、参加者47名 |
見学2名(岡山市) | |
2/27 | 来園1名(総社市,樹木伐採ボランティア) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ43名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
2/9 | 岡山県野生動植物目録改訂のため、博物館標本庫にて標本閲覧(倉敷市立自然史博物館) |
2/12 | 草原保全活動(山焼き)についての打ち合わせ,学会発表打ち合わせ(真庭市 津黒いきものふれあいの里) |
2/16 | 倉敷市市民学習センター くらしき市民講座「親子で初めてのくんせい作りから生物多様性について学ぼう」講師(ライフパーク倉敷)
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2/24 | 倉敷市立自然史博物館 学芸員研究紹介(植物分野)「山陽地方に分布する植物」参加(倉敷市立自然史博物館) |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
2/7 | 平成30年度 第2回 倉敷市環境審議会 出席(倉敷市役所) |
2/9 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館) |
2/13 | 平成30年度 第2回生物多様性審議会 出席(倉敷市役所) |
2/20 | 平成30年度 第5回 岡山県野生動植物調査検討会 植物部会 出席(岡山県庁) |
マスコミ取材、情報提供など
2/6 | 山陽新聞倉敷本社 記者 「重井薬用植物園の四季」用 植物写真撮影 |
2/27 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(雑種タンポポ)掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア |
草刈り(刈払機)作業(コバノフジバカマ,ウマノスズクサ,オキナグサ植栽地,池岸斜面,隣接放棄水田)/植物植え替え(アサツキ,ノコギリソウ,蒜山産ユウスゲ)/樹木伐採(ギンバイカ,幹倒伏のため)/栽培用砂 熱湯消毒 |
湿地エリア |
入口付近フェンス外 樹木枝剪定/手刈り・草取り作業(展望デッキ下斜面,ユウスゲ植栽地内ヤハズエンドウ)/草刈り(刈払機)作業(ユウスゲ前広場~ミソナオシ植栽地)/樹木伐採(ナナミノキ,アラカシ,アベマキ)/刈草・伐採木枝 収集・焼却/焼却灰 ユウスゲ植栽地に撒布/林床 落葉かき/堆肥置き場 積み替え |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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