園長からの一言
23日:湿地内部 草刈り・刈草 搬出作業(ボランティア活動) |
18日:雪中花とも呼ばれる、スイセン |
1月の「植物園を楽しむ会」は、とんど焼き、ということが恒例になり、新年の仕事始めも、とんどの“やぐら”の材料準備から始まりました。とは言っても、植物園のとんどのやぐらは、できるだけ園内にある材料…12月に伐採(間伐)したモウソウチクや、立ち枯れかけて伐採した木を利用して作っていますので、園内の整備・管理作業の延長で準備ができています。なお、昨年のとんど焼きの回には、参加者を80名と予想していたところ、予想を上回る116名の参加があったので、今年は参加者を130名と想定して準備を進めていたのですが、今年はなんと167名もの参加者があり、やはり、用意したお餅などが足りなかったのですが、準備のいい常連参加者の方からおもちの差し入れがあるなど、参加者の方からも助けていただいて、なんとか無事に終えることができました。なお、167名の参加者は「楽しむ会」としても、植物園の一日あたりの来園者数としても過去最高の来園者数となりました。植物をあまり観察しない回が人気、というのは、園長としては少し複雑なものがありますが、「植物園を楽しむ」という点では、大勢の方に楽しんでいただけて幸いと思っています。
小正月の「とんど焼き」で、お正月も終わりですから、楽しむ会の次の週からは、湿地内部の草刈りに取り掛かりました。今年は年末からあまり雨が降っておらず、湿地内部もあまりぬかるむことがなかったためか、比較的順調に作業を進めることができ、月末頃には刈った草の搬出までを概ね終えることができました。来園者(見学者)総数:220名
見学・観察会等 (172名) | |
1/14 | 定例観察会「植物園を楽しむ会82(とんど焼きでむかしを楽しむ)」開催、参加者167名
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1/18 | 来園1名(高梁川流域学校 事務局,シンポジウム参加(講演)依頼のため) |
1/23 | 来園3名(倉敷市 環境政策課 職員,新年あいさつ) |
1/26 | 来園1名(植物園ボランティアの方,刈草等焼却後の草木灰の引き取りのため) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ48名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
1/12 | 地域のとんど焼き 見学・取材(吉備中央町) |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
1/25 | 岡山県野生生物調査検討会 植物部会(第4回)出席(岡山県庁) |
マスコミ取材、情報提供など
1/12 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(クロガネモチ)掲載 |
1/23 | NPO法人 日本チョウ類保全協会 会誌「チョウの舞う自然」27号、特集「火入れとチョウと草原」 に寄稿原稿「岡山県蒜山の火入れ草原と伝統的利用」が掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア |
植物植え替え(コキクモ、ユウスゲ、ヤチシャジン、ダイモンジソウ、シギンカラマツ、アワモリショウマ、アキカラマツ)/温室南 果樹棚 塗装作業・金網取り付け/カワラケツメイ・ホソバヤマジソ・フクジュソウ植栽地など侵入防止ロープ張替え焼却灰 圃場へ撒布/刈り取りヒメガマ 結束作業/ススキ・ヒメガマ“くろ”づくり |
湿地エリア |
草刈り(刈払機)作業(湿地内部、ユウスゲ植栽地、ユウスゲ前広場)/手刈り作業(湿地内 木道わき、展望デッキ下斜面)樹木伐採(チョウセンゴヨウ、昨年夏に根本から倒伏のため)/伐採木 片付け(細断、園地へ野積み)/萌芽枝剪定(コナラ、ナナミノキなど)/刈草 収集・焼却/焼却灰 ユウスゲ植栽地に撒布 |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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