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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

10月の活動(2018.11.29)

園長からの一言

1日:満開となった園内のミズアオイ 28日:冬の訪れを告げるジョウビタキの飛来(写真は雄)
1日:満開となった園内のミズアオイ
28日:冬の訪れを告げるジョウビタキの飛来(写真は雄)

台風などに悩まされた9月に比べれば、比較的穏やかな日が続き、日々秋が深まっていくのを感じることができた付きであったように思います。「植物園を楽しむ会」は、晴れないと花が開かない栽培しているミズアオイは8~9月頃に悩まされたシロシタヨトウ(蛾)の幼虫の食害も落ち着き、10月初旬にはプラ舟いっぱいに青紫色の花が満開となりました。月末には、湿地でリンドウが咲き揃うと同時に、冬鳥のジョウビタキが姿を見せ、冬の訪れが近いことを実感しました。

園外では、湿地の施設(木道)について調査している鳥取大学の大学院生の調査に協力して県内の湿地を案内したほか、イオン倉敷のチアーズクラブ(イオンの行っている環境学習活動)に同行し、酒津の炭焼き窯や周辺の自然を観察しました。ここで炭焼きをされている市民グループは、植物園ボランティアの方の知人で、以前にも植物園の伐採樹木を炭焼き原木(薪)として提供するなど、つながりがあったのですが、チアーズクラブより、今年度エネルギーをテーマに環境学習ができないかと植物園に相談があったため、それならば、本当の「炭焼き」を見てみませんか、ということで、植物園から紹介をして実現しました。そのほかにも、新見市草間で希少植物の保護についての講演を依頼されるなど、植物園の活動の場が広がりつつあることを感じています。

 

来園者(見学者)総数:127
見学・観察会等 (76名)
10/13 定例観察会「植物園を楽しむ会79(スイランの絨毯を楽しむ)」開催,参加者54名

13日:植物園を楽しむ会79(スイランの絨毯を楽しむ)秋晴れの空の下、湿地木道を歩く参加者 13日:植物園を楽しむ会79(スイランの絨毯を楽しむ)ちょうど見ごろとなっていたスイランの花

10/17 来園1名(倉敷市,植物についての質問に来園)
10/19 来園1名(倉敷市,ボランティア希望)
10/25 見学4名(総社市1,倉敷市3)
10/27 来園4名(倉敷市,園内散策のみ)/見学2名(兵庫県高砂市)
10/28 28日:総社市中央公民館 総社分館 見学総社市中央公民館 総社分館 見学 6名/来園1名(ボランティアの方,植物写真撮影に来園)
10/29 見学1名(備前市)
10/31 来園2名(倉敷市,植物についての質問に来園)
その他の来園者
ボランティア・・・のべ51名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
10/4 4日:鳥取大学大学院学生 湿地木道調査 同行・案内鳥取大学 大学院生 湿地調査同行・案内(高梁自然公園,総社市 鬼ノ城 学習見本園)
10/14 イオン倉敷チアーズクラブ「炭焼き小屋で昔のエネルギーを学ぼう」 植物観察講師(倉敷市酒津)

14日:イオン倉敷チアーズクラブ「炭焼き小屋で昔のエネルギーを学ぼう」散策・休憩中 14日:イオン倉敷チアーズクラブ「炭焼き小屋で昔のエネルギーを学ぼう」炭窯内部を見せてもらう

10/20 草間台エコミュージアム推進協議会 講演会・観察会「草間台の貴重な植物とその保護について学ぼう!」 講演(演題「草間台に自生する貴重な植物とその保護について」)

20日:草間台エコミュージアム推進協議会 講演会「草間台に自生する貴重な植物とその保護について」 20日:草間台エコミュージアム推進協議会 観察会 ヒメヒゴタイ自生地での観察風景
(写真提供:草間台エコミュージアム推進協議会)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
10/1 蒜山 フサヒゲルリカミキリの保全会議(真庭市 蒜山振興局)
10/9 平成30年度 第1回 倉敷市環境審議会 出席(倉敷市役所)
10/13 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館)

 

マスコミ取材、情報提供など
10/4 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(キツネノマゴ)掲載
10/31 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(アキノノゲシ)掲載

 

園内の管理作業など
温室エリア
21日:刈り取ったヒメガマの穂草取り(手刈り)作業(オキナグサ植栽地,フジバカマ植栽地,セイタカヨシ植栽地,カザグルマ植栽地,西側金網フェンス ノブドウつる切り,ユウスゲ苗ポット)/草刈り(刈払機)作業(ユウスゲ,イヌハギ植栽地,池北側園地)/刈草 収集・焼却/植物苗 地植え(オキナグサ,カザグルマ)/外来植物駆除作業(メリケンカルカヤ,外来チチコグサ類)/植物植え替え(ウラシマソウ,マイヅルテンナンショウ,サクラソウ,ウナズキギボウシ,ダイセンヒョウタンボク)/種子 播種(エヒメアヤメ,オオナンバンギセル)/ヒメガマ穂 刈り取り/トウネズミモチ枝 剪定/クチベニシラン 掘り上げ/池 岸補修(土嚢積み・泥上げ)/栽培用 砂 熱湯消毒
湿地エリア
4日:園内外来植物駆除作業(刈り取ったメリケンカルカヤ)草刈り(刈払機)作業(ユウスゲ植栽地)/刈草 収集・焼却/竹林 モウソウチク間伐/外来植物駆除作業(メリケンカルカヤ,セイタカアワダチソウ,外来チチコグサ類)
その他
  • 5日:市道わき 倒伏アラカシ伐採・除去
  • 26日:ボランティア活動保険 追加契約(新規ボランティア2名分)
  • 随時:植物種子採集・精選(ヤブツルアズキ,カワラケツメイ,タヌキマメ,ミズネコノオ,キセワタ,カザグルマ,ベニバナヤマシャクヤク,ミズアオイ,ヤマジソ)
  • 随時:11/3「11月3日は自然史博物館まつり」出展準備(ジュズダマアクセサリー キット作成,プレゼント用 山野草種子・果実・苗 袋詰め)
  • 随時:刈払い機 チップソー(刈刃),剪定鋏 研磨作業

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 植物園→外部
    • 24日:ミツガシワ葉 大分県立日田高校へ寄贈(DNA分析サンプルとして)
    • 29日:来年カレンダー送付 プレゼント用種子(サワギキョウ) しげい病院に寄贈
  • 外部→植物園
    • 21日:寄贈されたベニバナヤマシャクヤクの種子(果実)(赤い種子は発芽せず、黒色の種子のみが発芽する)7日:岡山市の愛好家の方より、コキクモ寄贈(岡山市産)。既に植物園で同地域産のものを栽培していたため、標本とした。
    • 20日:ベニバナヤマシャクヤク種子 寄贈(新見市豊永佐伏 地元の方より)
随時 植物園WEBサイト更新
  • 28日:秋の終わりを告げるリンドウの花12日:「植物園便り」(9月の活動)/「お知らせ」(11/4「ツメレンゲ観察会」,11/18「植物園を楽しむ会」,11/23「秋の草原保全活動」要項)
  • 13日:「園内花アルバム」(ワレモコウ)追加
  • 14日:「現在の見ごろ植物」(スイラン,サワギキョウ)
  • 19日:「お知らせ」(11/17 しげい病院 文化講演会「『街の植物学者』の写したふるさと」告知)
  • 28日:「現在の見ごろ植物」(ヤマラッキョウ,リンドウ)

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