園長からの一言
23日:かなり干上がった温室エリアの池 |
23日:秋を告げるマツムシソウの開花 |
初旬は7月に引き続いて非常に暑い日が続きました。4日に開催した倉敷昆虫館との共催行事「夏の!虫をつかまえてみるかい!」と11日の定例観察会「植物園を楽しむ会」は、熱中症対策のため、朝8時からの開催とし、気温が上がりきる前の10時には閉会となるように考えていたのですが、4日の「夏の!虫をつかまえてみるかい!」の際には午前9時には32℃に達し、水分補給を呼び掛けながらの開催となりました。参加した子供たちは汗だくになりながらもセミやトンボを追いかけていましたが、幸い体調を崩したような参加者はおらず、胸をなでおろしました。また、暑さとともに8月の悩みの種であったのが、雨が降らないことで、月初めから中旬まで、ほぼ半月降雨がなく、11日の「植物園を楽しむ会」は「朝露輝く夏草を楽しむ」と題していたのですが、朝露も見当たらないほどカラカラで、苦笑いをしながら開会したのですが、参加者の方がなんとか朝露を見つけてくれ、一応「朝露を楽しむ」ことができました。23日頃には温室エリアの池がかなり干上がった状態になりましたが、同日にマツムシソウも開花し、秋が近いことを教えてくれました。実際、8月の気温を見直してみると、15,16日ごろを境に、最高気温はまだ高いものの、最低気温が少しずつ下がってきており、マツムシソウはその変化を感知して開花したものと思われます。植物の季節の移ろいを感知する能力の鋭敏さには本当に驚かされます。
来園者(見学者)総数:121名
見学・観察会等 (65名) | |
8/4 | 「夏の!虫をつかまえてみるかい!」開催(8-10時,倉敷昆虫館と共催),参加者28名+講師2名(倉敷昆虫同好会 守安敦先生,倉敷昆虫館 岡本館長)
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8/11 | 定例観察会「植物園を楽しむ会77(朝露輝く夏草を楽しむ)」開催(8-10時),参加者25名
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8/30 | 「谷山川を育む会」(兵庫県豊岡市)9名 来園(園内で栽培のミズアオイの視察)+倉敷市立自然史博物館友の会 榎本敬氏 |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ56名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
8/19 | 倉敷市立自然史博物館「自然の標本なんでも相談会」講師(10-16時,倉敷市立自然史博物館) |
8/25 | しげい病院 文化講演会「岡山県のチョウの未来 ~増えていくのか?減っていくのか?~」(演者:倉敷昆虫館 岡野貴司氏)参加 |
8/30 | 「谷山川を育む会」(兵庫県豊岡市)ミズアオイ自生地・倉敷市立自然史博物館 視察 同行 |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
8/11 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館) |
マスコミ取材、情報提供など
特になし |
園内の管理作業など
温室エリア |
草取り(手刈り)作業(カワラケツメイ・コバノフジバカマ・メハジキ・ホソバヤマジソ・ヤブカンゾウ・ショウドシマレンギョウ・クロバナロウバイ・ヒオウギ植栽地,入口横コブシまわり,ユウスゲ・オキナグサ・ヒメユリ ポット)/草刈り(刈払機)作業(温室北広場,プランター置き場,オキナグサ植栽地,圃場まわり,温室南~園地南 観察路,池周囲,市道,フェンス ノブドウつる切り)/植物植え替え(ケキンモウワラビ,キクザキイチゲ,ヒメユリ,マルバオモダカ)/プランター置き場 防草シート張り/刈草 収集・焼却/外来植物駆除作業(メリケンカルカヤ,アレチヌスビトハギ)/栽培植物用 日除け寒冷紗 設置作業/栽培用砂 ふるいかけ,熱湯消毒/土嚢作成(排水路からの土砂を利用) |
湿地エリア |
草刈り(刈払機)作業(入口~ユウスゲ広場,ショウブ池まわり~階段)/草取り(手刈り)作業(木道沿い)/倒木 片付け作業/刈草 収集・焼却/外来植物駆除作業(シンテッポウユリ,セイタカアワダチソウ) |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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