園長からの一言
21日:オグラセンノウの開花 |
21日:トンボの季節到来(ウチワヤンマ) |
6月中旬までは日中はかなり気温が上がるようになったものの、朝夕は涼しさを感じるような気候でした。しかし月末が近づいてくるとぐっと気温が上がり、最高気温が30℃を超える真夏日も多くなってきましたので、熱中症の予防のため、植物園ボランティアさんの活動時間については、午前中のみとしました。ボランティアさんの活動時間は減るのですが、反対に、園内の草の成長速度は旺盛になりますので、これから秋ごろまでは、ひたすら草刈りの日々が続きます。園外では、真庭市蒜山でのサクラソウ自生地の保全活動を行ったほか、倉敷市内のミズアオイ自生地の保全活動などに参加しましたが、いずれも作業自体は「草刈り」で、園内でも園外でも草刈りをしていた月でした。
また、6月の定例観察会「植物園を楽しむ会」は、久しぶりに雨がパラパラと降る天気でしたが、それでも36名の参加者があり、咲き始めたオグラセンノウ、ちょうど見頃であったネジバナの花などを観察することができました。植物以外では、温室エリアではチョウトンボ、湿地エリアではウチワヤンマなどの見られるトンボの種数が増えたことからも、本格的な夏の訪れを感じています。来園者(見学者)総数:81名
見学・観察会等 (43名) | |
6/1 | 1日:来園2名(植物園ボランティアの方、植物写真撮影に来園) |
6/6 | 来園1名(山陽新聞倉敷本社記者、連載記事用 植物写真撮影に来園) |
6/13 | 来園1名(トマト銀行鶴形支店 職員,講演の開催要項を持って来園) |
6/21 | 見学3名(真庭市) |
6/23 | 定例観察会「植物園を楽しむ会75(花々のいにしえを楽しむ)」開催,参加者36名
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6/30 | 来園1名(植物園ボランティアの方) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ38名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
6/2 | 過去の草地利用について聞き取り調査(新見市) |
6/16 | 第9回 全国茅葺フォーラム 鳥取県大山大会 参加(鳥取県大山町) |
6/17 | 「夏の草原保全と観察会」開催(真庭市 津黒いきものふれあいの里との共催),参加者約20名(真庭市蒜山上徳山)
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6/28 | ミズアオイ自生地 保全活動 参加(倉敷市加須山) |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
6/1 | 岡山県 野生動植物調査検討会 植物部会(平成30年度第1回) 出席(岡山県庁) |
6/9 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館) |
マスコミ取材、情報提供など
6/6 | 山陽新聞倉敷本社記者「重井薬用植物園の四季」用 植物写真撮影 |
6/22 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(コナスビ)掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア |
草刈り(刈払機)作業(タヌキマメ,カワラケツメイ,ホソバヤマジソ植栽地高刈り,入口~温室南~園地南,温室北広場,外部フェンス沿い,池 北側~東側,市道)/植物植え替え(オケラ,ソバナ,ユウスゲ)/草取り作業(ユウスゲ ポット)/草取り・草刈り(手刈り)作業(ユウスゲポット置き場周辺,ウマノスズクサ,キシツツジ,コバノフジバカマ,ヤマウコギ 植栽地)/刈草 収集・焼却/樹木伐採(ヤマウコギ…産地が明らかなものに植え替え,オオウラジロノキ…虫害による枯死のため) |
湿地エリア |
草刈り(刈払機)作業(入口~ユウスゲ前広場,湿地西側法面,中広場西側斜面,奥広場,ショウブ池前~階段,ショウブ池西側園地~斜面,竹林内部,竹林下~民家周囲,湿地東フェンス外部)/伐採樹木 枝・幹 細断・片付け/草刈り(手刈り)作業(中広場~奥広場 水路内部)/枯死・落枝等 細断・片付け(1か所に積み上げ)/刈草・樹木枝等 収集・焼却 |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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