トップページ


重井薬用植物園の見学は予約制です。

見学をご希望の方 こちらをクリック



お問い合わせ

重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

4月の活動(2018.5.23)

園長からの一言

27日:アテツマンサクの開花 20日:電線に並ぶハシブトガラス
2日:エドヒガンの枝にとまったコゲラ
11日:ボランティアさんが掘り上げた巨大タケノコ(左は某タケノコ型菓子)

新年度は1日に真庭市蒜山において行った、サクラソウをはじめとする希少動植物の宝庫である、半自然草原の「山焼き(火入れ)」から始まりました。真庭市や地元の方々、そして市民ボランティアの方々の協力のもとに、2年ぶり(昨年春は悪天候が続き中止)の実施で、枯草もよく乾燥しており、火も非常に勢いがありましたが、ケガ人等はなく、無事に終了することができました。また、2日には新年度恒例のしげい病院と医学研究所附属病院の新入職員の見学がありました。残念ながらサクラは散ってしまっていましたが、サクラソウ、キビヒトリシズカといった花を見ていただくことができました。若い世代は子供時代の自然体験が乏しいため、大人になってからも自然に親近感を持つことが少ない、という話もありますが、創和会への入職をきっかけに、自然に興味を持って頂ければと思っています。そのほかにも、4月には、倉敷南高校の生物園芸部、市内の自然観察愛好者の団体「カタクリの会」、県外では愛媛県からNHK松山文化センターの植物観察講座など、比較的大勢の見学者がありました。

この春は、3月の冷え込みから急に気温が上がったためか、非常に花が駆け足で咲く印象でした。咲き始めは予想の範囲内だったのですが、花期が非常に短いものもあり、「いつまで見られるか」という予測はなかなか困難でした。せわしい春ではありましたが、園内の管理作業では、本格的に植物が芽生える前に、湿地の木道の防腐塗料の塗装作業を終えることができました。塗料の色の選択に悩みましたが、少し暗めの色にしたところ、うまく景色に溶け込む感じにすることができました。また、園内の竹林のタケノコは、それほど豊作でも凶作でもなく、平年並みでしたが、良いものが出る期間が非常に短かったように思います。毎年、花や植物の動きもその年の気候によって違う反応を見られ、退屈はしないのですが、これからの気候はできれば花をじっくりと観察するのに適した気候であることを願っています。

 

来園者(見学者)総数:233
見学・観察会等 (193名)
4/3 しげい病院 新入職員 見学 43名+職員1名/重井医学研究所附属病院 新入職員 17名+職員1名

3日:しげい病院 新入職員 見学 3日:重井医学研究所附属病院 新入職員 見学

4/4 来園1名(木道塗装の指導・助言に来園)
4/7 7日:倉敷南高校 生物園芸部 見学倉敷南高校 生物園芸部 見学 9名+引率1名/見学3名(倉敷市3)/来園1名(植物園ボランティアの方,植物寄贈に来園)
4/11 11日:倉敷市内 自然観察グループ「カタクリの会」見学カタクリの会(倉敷市内の自然観察愛好者グループ)見学 26名
4/18 18日:NHK松山文化センター 植物観察講座 見学NHK松山文化センター 植物観察講座 見学22名(愛媛県)/見学1名(倉敷市)
4/19 来園1名(山陽新聞倉敷本社 記者,「重井薬用植物園の四季」写真撮影に来園)
4/21 21日:植物園を楽しむ会73「躑躅(つつじ)の春を楽しむ」定例観察会「植物園を楽しむ会73(躑躅(つつじ)の春を楽しむ)」開催,参加者50名
4/25 来園2名(倉敷市,伐採樹木枝を炭焼きに使用するとのことで引き取りに来園)
4/27 見学5名(倉敷市3,瀬戸内市2)/来園3名(倉敷市,植物についての質問に来園)
4/28 見学2名(倉敷市)
4/29 来園1名(植物園ボランティアの方,植物写真撮影に来園)
その他の来園者
ボランティア・・・のべ40名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
4/1 真庭市 蒜山地域の草原保全のための山焼き(火入れ)活動,地元住民,市民ボランティアなど60名参加(真庭市蒜山上徳山)

1日:蒜山 山焼きに集まった市民ボランティア 1日:山焼きの様子

4/24 新見市草間台地周辺の草地利用等について聞き取り調査(新見市 草間市民センター)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
  特になし

 

マスコミ取材、情報提供など
3/13 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ウグイスカグラ)掲載
3/19 山陽新聞 倉敷本社記者,「重井薬用植物園の四季」植物の写真撮影
3/25 13日:ナツアサドリの花山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ナツアサドリ)掲載

 

園内の管理作業など
温室エリア
植物植え替え(クシバタンポポ,カザグルマ,キビシロタンポポ,ユウスゲ,ズミなど約17種類)/外来植物駆除作業(外来タンポポ,マツバウンラン)/植物植え付け(フジバカマ,ヤナギタンポポ)/伐採木 片付け(細断)/草刈り作業(カワラケツメイ・タヌキマメ植栽地,池東岸,温室南,温室北広場,オキナグサ・シロバナマンジュシャゲ植栽地,市道法面)/刈草 収集・焼却/栽培用砂 熱湯消毒
湿地エリア
4日:ボランティアさんによる木道 防腐塗料塗布作業の様子タケノコ掘り・残置分標識つけ作業/展望デッキ+手前の橋 洗浄作業(防腐塗料塗装準備)/湿地木道,展望デッキ+手前の橋 防腐塗料 塗装作業/植物植え付け(ヤナギタンポポ)/草取り作業(ユウスゲ植栽地)/外来植物駆除作業(マツバウンラン)/草刈り作業(入口~ユウスゲ前広場,ショウブ池周囲)
その他
  • 19日:きれいだけど要注意、アツミゲシ18日:社会福祉協議会 ボランティア活動保険 加入手続き
  • 19日:西岡地内でアツミゲシ(帰化植物だが、麻薬成分を含むため取り締まりの対象)の生育を発見したため、備中県民局健康福祉部衛生課に通報
  • 駐車場の入口チェーン交換・鉄柱 ペンキ塗り直し

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等
  • 18日:しげい病院 職員に植物園タケノコ配布植物園→外部
    • 18日:植物園タケノコをしげい病院職員向けに寄贈
  • 外部→植物園
    • 7日:植物園ボランティアの方より、キンキマメザクラを寄贈される
随時 植物園WEBサイト更新
  • 3日:「お知らせ」(5/3「吉井川・ハマウツボと砂地の生き物観察会」開催要項, 5/5「端午の節句 ショウブ プレゼント&ミニ観察会」開催要項 掲載)
(植物園PC故障のため、更新停滞)

▲このページの先頭へ
▲植物園便りのトップページへ