園長からの一言
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27日:アテツマンサクの開花 | 20日:電線に並ぶハシブトガラス |
先月から引き続いて中旬までは厳しい寒さが続き、9日には、植物園の温度記録計で-7.5℃を記録しました。気温が低いためか、例年であれば2月初旬には蕾が姿を見せているフクジュソウがまったく姿を見せず、18日の「植物園を楽しむ会」に咲いてくれるだろうかと気を揉んでいたのですが、ちょうど9日ぐらいを境に徐々に暖かくなりはじめ、「植物園を楽しむ会」には、天気にも恵まれて2、3輪が咲いてくれました。昨年、植物園ボランティアの方から寄贈して頂いた、節分の頃に咲くのでその名がある「セツブンソウ(節分草)」も、寒さで節分から大きく遅れ、楽しむ会の日にようやく蕾が半分ほど開いたぐらいの状態でした。また、毎年この時期には近隣の小学校の3年生が校外学習で見学に来てくれるのですが、今年の見学(16日)では特に春を感じられるものが少なく、良い印象を持って帰ってもらおうと、案内・解説に四苦八苦しました。別の苦労としては、どういうわけか年明けからカラスの一群が植物園周辺に居ついており、屋外のプランターに挿している名札を引き抜いて遊んだり、発泡スチロールの箱をつつき壊したりとやりたい放題で、その対策にも四苦八苦しています。
園外では、「倉敷の自然をまもる会」の活動として、倉敷市内のハマビシの自生地近くの公園に保護区画を設置する作業を行ったり、昨年に引き続いて、倉敷美しい森の湿生植物園(湧水湿地)の保全活動を倉敷市の自然保護監視員の方々と一緒に実施したりしました。いずれも作業自体は小さな花壇をつくる、ネザサを刈るといった、誰にでもできる簡単な作業なので、こういった活動をきっかけに、「プチ自然保護」の輪が広がってくれるといいなと考えています。
見学・観察会等 (63名) | |
2/7 | 見学1名(岡山理科大学 学部生) |
2/11 | 来園4名(総社市,薪ストーブの薪として伐採樹木引き取り) |
2/14 | 来園1名(総社市,薪ストーブの薪にするため樹木伐採) |
2/16 | ![]() |
2/18 | ![]() |
2/27 | 来園1名(NPO法人チョウ類保全協会,挨拶に来園)/来園1名(総社市,薪ストーブの薪にするため樹木伐採) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ35名 |
2/18 | ![]() |
2/19 | ![]() |
2/21 | ![]() |
2/23 | ![]() |
2/15 | 倉敷市生物多様性審議会 出席(倉敷市役所) |
特になし |
温室エリア |
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湿地エリア |
樹木伐採(奥広場周辺,展望デッキ下斜面,常緑樹を中心に伐採)/草刈り作業(奥池~中池水路、奥池堤防)/落葉かき(中広場~奥広場 西側斜面)/伐採樹木枝 焼却/焼却灰 ユウスゲ植栽地へ撒布/枯死アカマツ倒木 処理/展望デッキ横 ヤマモモ枝 伐採/奥池 水抜き作業 |
その他 |
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寄贈等 |
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随時 | ![]()
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