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重井薬用植物園
岡山県倉敷市浅原20
TEL:086-423-2396
FAX:086-697-5865
E-mail:shigeihg@shigei.or.jp

 

植物園便り

11月の活動(2017.12.9)

園長からの一言

4日:秋の終わりを告げる、リンドウの花 5日:ヒメガマの葉で産卵していたオオカマキリ
4日:秋の終わりを告げる、リンドウの花 5日:ヒメガマの葉で産卵していたオオカマキリ

今年も毎年恒例の「11月3日は自然史博物館まつり」に倉敷昆虫館と共に出張コーナーを出展しました。内容はジュズダマのアクセサリー(ストラップ・ブレスレット)作り、カワラケツメイのお茶の試飲&お茶葉つめ放題、山野草の苗・種子のプレゼントと、昨年とほぼ同じだったのですが、今年は植物園ボランティアの方のアイディアで、ジュズダマのアクセサリーの材料をキット化するなど工夫した結果、200セット用意した材料がすべてなくなるなど、昨年よりも多くの方に楽しんで頂けたようです。11月は自然史博物館まつりがあるため、10月下旬からその準備に追われるのですが、博物館まつりが終わると、今度は、後回しにしていた園内の管理作業に追われることになります。特に温室エリアの池に生えているヒメガマの穂は、11月中旬ごろからだんだんとはじけて大量の綿毛となって飛散し、風下にいると綿毛まみれになってしまいますので、文字通り、穂がはじけるのに追われるように、毎年、穂を刈り取る作業をしています。

また、今月5日にはしげい病院の南館屋上のツメレンゲ植栽地、一階のビオトープを見学する「ツメレンゲ観察会」を行いました。例年2週連続で2回行っていたものを、今年は1回のみの開催にしたのですが、晴天にも恵まれ、参加者の方にも楽しんで頂けたようです。19日に開催した定例観察会「植物園を楽しむ会」では、「ドングリの秘密を楽しむ」とテーマを設定したところ、普段より親子連れでの参加が多くなりました。そこで、良く回るドングリごまをつくるには、どんな場所にドングリを拾いに行って、どんなドングリを拾えばいいか、などなど、参加した子供たちにドングリの秘密を伝授し、温室に帰ってから、ドングリごまを作ってもらったところ、良く回るドングリごまができて大満足!だったようです。

 

来園者(見学者)総数:128
見学・観察会等 (88名)
11/7

徳島県薬草協会神山町支部 見学 29名

徳島県薬草協会神山町支部 見学 徳島県薬草協会神山町支部 見学

11/10 倉敷昆虫同好会 脇本浩氏 来園(10/8「虫をつかまえてみるかい!」について倉敷昆虫同好会会誌 寄稿のため取材)
11/12 総社市 中央公民館総社分館 見学総社市 中央公民館総社分館 見学 9名
11/19

定例観察会「植物園を楽しむ会68(ドングリの秘密を楽しむ)」開催,参加者47名

植物園を楽しむ会68(ドングリの秘密を楽しむ)イロハモミジの紅葉を眺めながら、ドングリ拾い 植物園を楽しむ会68(ドングリの秘密を楽しむ)ドングリの秘密を知るとドングリごまも上手に作れる?

11/30 見学2名(倉敷市)
その他の来園者
ボランティア・・・のべ40名

 

園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動

11/3

第17回「11月3日は自然史博物館まつり」出張コーナー 出展(倉敷市立自然史博物館)

3日:第17回「11月3日は自然史博物館まつり」植物園出張ブースの様子(ジュズダマのアクセサリ作り) 3日:第17回「11月3日は自然史博物館まつり」ジュズダマのブレスレット作ったよ!

11/5

「ツメレンゲ観察会」開催,参加者15名(しげい病院)

5日:「ツメレンゲ観察会」しげい病院南館屋上でのツメレンゲ観察の様子 5日:「ツメレンゲ観察会」ビオトープで見られた生き物についての解説中

11/10 倉敷中央ライオンズクラブ例会 ゲストスピーチ(講演),「山陽新聞『重井薬用植物園の四季』こぼれ話」(倉敷国際ホテル)
11/16 16日:サクラソウ自生地 防火帯 草刈り作業(真庭市)蒜山 サクラソウ自生地 山焼き(火入れ)のための火道(防火帯)草刈り作業(真庭市)
11/25

「秋の草原保全活動」開催,参加者28名/「草原で遊ぼう!秋のクラフト体験」開催,参加者3名(真庭市)

25日:「秋の草原保全活動」(真庭市) 25日:「草原で遊ぼう!秋のクラフト体験」 ススキの穂のほうき(真庭市)

 

学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など

  特になし

 

マスコミ取材、情報提供など

11/25 「秋の草原保全活動」NHK岡山放送局,真庭いきいきテレビ(地元CATV)取材 →NHKは同日夕方のローカルニュース放映,ウェブサイトにて動画掲載
11/28 NHK岐阜放送局より、マルバノキについて問い合わせ

 

園内の管理作業など

温室エリア
5日:はじけ始めたヒメガマの穂

温室内 植物植え替え(ウラシマソウ,ムサシアブミなど5種類)/ススキ株 刈り取り・カヤぐろ作成/池内部 ヒメガマ穂 刈り取り/トウネズミモチ 剪定/ユウスゲ株 掘り上げ/温室内散水用圧力タンク メンテナンス/栽培用砂・ポット類 熱湯消毒/温室横 U字溝 清掃(泥上げ)/刈草 収集・焼却

湿地エリア

草刈り作業(ユウスゲ植栽地前広場,中広場,奥広場,竹林,竹林南,観察路,)/焼却灰 ユウスゲ植栽地に撒布/湿地内サクラバハンノキ 伐採・除草剤塗布/外来植物駆除作業(湿地内メリケンカルカヤ)/刈草 収集・焼却

その他
  • 第17回「11月3日は自然史博物館まつり」出張コーナー出展用 準備作業
  • 園内 種子採集(カセンソウ,キキョウなど7種類)
  • 種子精選(タヌキマメ,カワラケツメイなど12種類)
  • 播種・植え替え作業など(オキナグサ苗植え替え,ユウスゲ播種・苗植え替え,ズミ播種
  • ユウスゲ 播種,苗植え替え
  • クチナシ果実 袋詰め作業(配布準備)
  • 植物園フェンス掲示板 作成
  • 屋外水栓 凍結防止電熱線 取り付け

 

その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)

寄贈等
  • 植物園→外部
    • 随時:しげい病院2018年カレンダーの配布用種子(ミズアオイ,カワラケツメイ,ユウスゲ,イヌハギ,ジュズダマ,タヌキマメ)をしげい病院(地域連携室)に寄贈/クチナシ果実をしげい病院に寄贈,19日の健康講座等で来場者にプレゼントしたとのこと。
    • 30日:市民の方にメハジキの種子と苗(園内に自生のもの)を進呈
  • 外部→植物園
    • とくになし
随時 植物園WEBサイト更新
  • 4日:赤く色づいたサネカズラの果実4日:「現在の見ごろ植物」(リンドウ,サネカズラ)/「園内花アルバム」(ミズトラノオ改訂)
  • 19日:「園内花アルバム」(「フジバカマ」追加,「コバノフジバカマ」(「サワフジバカマ」より改訂))
  • 22日:「お知らせ」(「10月の活動」)
  • 29日:「園内花アルバム」(「ノブドウ」改訂)

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