園長からの一言
4日:秋の終わりを告げる、リンドウの花 | 5日:ヒメガマの葉で産卵していたオオカマキリ |
今年も毎年恒例の「11月3日は自然史博物館まつり」に倉敷昆虫館と共に出張コーナーを出展しました。内容はジュズダマのアクセサリー(ストラップ・ブレスレット)作り、カワラケツメイのお茶の試飲&お茶葉つめ放題、山野草の苗・種子のプレゼントと、昨年とほぼ同じだったのですが、今年は植物園ボランティアの方のアイディアで、ジュズダマのアクセサリーの材料をキット化するなど工夫した結果、200セット用意した材料がすべてなくなるなど、昨年よりも多くの方に楽しんで頂けたようです。11月は自然史博物館まつりがあるため、10月下旬からその準備に追われるのですが、博物館まつりが終わると、今度は、後回しにしていた園内の管理作業に追われることになります。特に温室エリアの池に生えているヒメガマの穂は、11月中旬ごろからだんだんとはじけて大量の綿毛となって飛散し、風下にいると綿毛まみれになってしまいますので、文字通り、穂がはじけるのに追われるように、毎年、穂を刈り取る作業をしています。
また、今月5日にはしげい病院の南館屋上のツメレンゲ植栽地、一階のビオトープを見学する「ツメレンゲ観察会」を行いました。例年2週連続で2回行っていたものを、今年は1回のみの開催にしたのですが、晴天にも恵まれ、参加者の方にも楽しんで頂けたようです。19日に開催した定例観察会「植物園を楽しむ会」では、「ドングリの秘密を楽しむ」とテーマを設定したところ、普段より親子連れでの参加が多くなりました。そこで、良く回るドングリごまをつくるには、どんな場所にドングリを拾いに行って、どんなドングリを拾えばいいか、などなど、参加した子供たちにドングリの秘密を伝授し、温室に帰ってから、ドングリごまを作ってもらったところ、良く回るドングリごまができて大満足!だったようです。
来園者(見学者)総数:128名
見学・観察会等 (88名) | |
11/7 | 徳島県薬草協会神山町支部 見学 29名
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11/10 | 倉敷昆虫同好会 脇本浩氏 来園(10/8「虫をつかまえてみるかい!」について倉敷昆虫同好会会誌 寄稿のため取材) |
11/12 | 総社市 中央公民館総社分館 見学 9名 |
11/19 | 定例観察会「植物園を楽しむ会68(ドングリの秘密を楽しむ)」開催,参加者47名
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11/30 | 見学2名(倉敷市) |
その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ40名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
11/3 | 第17回「11月3日は自然史博物館まつり」出張コーナー 出展(倉敷市立自然史博物館)
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11/5 | 「ツメレンゲ観察会」開催,参加者15名(しげい病院)
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11/10 | 倉敷中央ライオンズクラブ例会 ゲストスピーチ(講演),「山陽新聞『重井薬用植物園の四季』こぼれ話」(倉敷国際ホテル) |
11/16 | 蒜山 サクラソウ自生地 山焼き(火入れ)のための火道(防火帯)草刈り作業(真庭市) |
11/25 | 「秋の草原保全活動」開催,参加者28名/「草原で遊ぼう!秋のクラフト体験」開催,参加者3名(真庭市)
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学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
特になし |
マスコミ取材、情報提供など
11/25 | 「秋の草原保全活動」NHK岡山放送局,真庭いきいきテレビ(地元CATV)取材 →NHKは同日夕方のローカルニュース放映,ウェブサイトにて動画掲載 |
11/28 | NHK岐阜放送局より、マルバノキについて問い合わせ |
園内の管理作業など
温室エリア |
温室内 植物植え替え(ウラシマソウ,ムサシアブミなど5種類)/ススキ株 刈り取り・カヤぐろ作成/池内部 ヒメガマ穂 刈り取り/トウネズミモチ 剪定/ユウスゲ株 掘り上げ/温室内散水用圧力タンク メンテナンス/栽培用砂・ポット類 熱湯消毒/温室横 U字溝 清掃(泥上げ)/刈草 収集・焼却 |
湿地エリア |
草刈り作業(ユウスゲ植栽地前広場,中広場,奥広場,竹林,竹林南,観察路,)/焼却灰 ユウスゲ植栽地に撒布/湿地内サクラバハンノキ 伐採・除草剤塗布/外来植物駆除作業(湿地内メリケンカルカヤ)/刈草 収集・焼却 |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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