園長からの一言
6日:船の姿になるのが楽しみなフナバラソウの果実 | 20日:ツマグロキチョウ(秋型)を確認 |
9月に入ったとたんに気温も下がりはじめ、園内も秋の花が次々と咲き始めました。17日には台風18号が通過しましたが、特に園内に被害や影響はなく、順調に秋が深まっていっている印象です。また、例年9月は見学・観察会への参加者は100人弱ほどなのですが、5日に川崎医科大学付属高校の科学クラブ、13日に山陽新聞カルチャープラザの講座、20日にはNHK文化センター鳥取より、団体での見学があったほか、10日に倉敷昆虫館と共催で「トンボをつかまえてみるかい!」を開催して親子連れ約30名の参加がありました。23日の「植物園を楽しむ会」は、良いタイミングで新聞にイベント告知が掲載された影響か、なんと80名もの参加者があり、過ぎてみれば9月としては過去最高の160名を超える方々に来園頂きました。10日の「トンボをつかまえてみるかい!」は2014年に植物園開園50周年特別企画として開催した「“トンボ先生”がつくった植物園のトンボとり教室」の再企画ですが、今回は特に、初めて虫捕り・トンボ捕りに挑戦する子供(親子)をターゲットとして開催しました。当日は天気も良く、参加した子供たちはトンボはもちろん、ショウリョウバッタやカエルなどトンボ以外の生きものもつかまえ、虫かごをいっぱいにしていました。また、環境省 中国四国地方環境事務所のフサヒゲルリカミキリの保護事業に協力して食草のユウスゲ苗の育成を行うために種子採取に出かけたり、岡山県自然保護センターの湿原保全活動、倉敷市立自然史博物館友の会のミズアオイ観察会などに参加したりするなど、園外でも様々な活動を行いました。
来園者(見学者)総数:212名
見学・観察会等 (162名) | |
9/5 | 見学14名(川崎医科大学付属高校 科学クラブ) |
9/8 | 来園1名(倉敷市立自然史博物館友の会 会長,ウマノスズクサ葉を受け取りに来園) |
9/9 | 来園1名(倉敷昆虫同好会 守安敦氏,10日「トンボをつかまえてみるかい」の下見に来園) |
9/10 | 「トンボをつかまえてみるかい!」開催(倉敷昆虫館と共催),参加者31名+講師2名(守安敦氏,岡本昆虫館館長)
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9/13 | 見学9名(山陽新聞カルチャープラザ 樹木ウォッチング講座) |
9/15 | 見学2名(倉敷市) |
9/20 | 見学21名(NHK文化センター鳥取 植物観察講座) |
9/21 | 来園2名(農研機構 種苗管理センター 西日本農場 職員) |
9/23 |
定例観察会「植物園を楽しむ会66(野狭草の秋を楽しむ)」開催,参加者80名
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その他の来園者 | |
ボランティア・・・のべ50名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
9/14 | 国内希少野生動植物 フサヒゲルリカミキリ保護に関連した食草(ユウスゲ)増殖事業のためのユウスゲ種子採取(真庭市) |
9/16 | 岡山県自然保護センター 湿原保全作業 参加(真庭市蒜山下和) |
9/17 | 倉敷市立自然史博物館友の会「ミズアオイ観察会」参加(倉敷市加須山) |
9/18 | 岡山県東部 希少植物自生地 調査 |
9/21 | 農研機構 種苗管理センター 西日本農場 よりフジバカマ類について質問・同定の依頼のため、倉敷市立自然史博物館にて、資料・機材を借用して対応 |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
9/9 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館) |
9/27 | 倉敷市環境審議会 出席(倉敷市役所) |
マスコミ取材、情報提供など
9/16 | 山陽新聞 おかくらプラス面「まちナビ」コーナー,「秋の野狭草楽しもう」(植物園を楽しむ会 イベント紹介)掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア |
草刈り作業(園芸フジバカマ植栽地周辺,ユウスゲ植栽地)/植物植栽地 除草作業(手刈り・草抜き)/温室南 ススキ株 結束作業(ナンバンギセルを観察しやすくするため)/植物植え替え(コウホネ,オキナグサ)/外来植物駆除 作業(ウスベニ・ウラジロチチコグサ)/刈草 収集・焼却/栽培用砂・熱湯消毒/屋外プランター管理作業(水やり)/チャドクガ駆除(シロノチリツバキ) |
湿地エリア |
草刈り作業(ショウブ池周囲~観察路階段,湿地東 辺縁部,ユウスゲ植栽地)/外来植物駆除(除草剤塗布)作業(ウスベニ・ウラジロチチコグサ,メリケンカルカヤ)/刈草 収集・焼却/竹林 竹伐採(密度管理のため) |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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