園長からの一言
12日:満開のモモ畑(湿地エリア展望台より倉敷市街地方面を望む) | 12日:シュンランの花 |
植物園周辺には、地元浅原地区特産のモモ畑が広がっています。毎年、4月の初旬に満開となると、植物園周辺はまさに「桃源郷」の趣ですが、花が咲いている期間が短いため、1週間ほどたてば、桃源郷はゆめまぼろしの如く、消え去ってしまいます。しかし、モモの花が終わると、植物園内も本格的に春の花の季節の到来で、サクラソウやコバノミツバツツジといった、モモの花に負けず劣らずの「桃色」の花が咲くようになります。花だけではなく、春の味覚、タケノコも出てきますが、今年はタケノコの産地では不作とのことでしたが、植物園の竹林ではやや細いタケノコが多かったものの、不作というほどではなく、ボランティアさんと一緒にタケノコ掘りに追われました。この時期には、見学者の方にもタケノコ掘りを体験していただいており、23日に植物園で開催された倉敷市立自然史博物館友の会の総会・観察会でもタケノコ掘り体験をしていただき、特に親子連れの参加者に好評でした。4日には、毎年恒例の、しげい病院、附属病院の新入職員の方が見学に来られましたが、附属病院の新入職員の見学時には、幸運なことに目の前でカワセミの餌取りシーン(水中へのダイブ)を観察することができました。
来園者(見学者)総数:215名
見学・観察会等 (186名) | |
4/4 |
しげい病院 新入職員26名(+引率1名)見学
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4/6 | 見学6名(倉敷市1,笠岡市5) |
4/7 | 来園1名(龍泉寺の自然を守る会 会員) |
4/8 | 来園1名(植物園・自然保護センターボランティアの方、ユウスゲについて質問に来園) |
4/19 | 倉敷市 環境政策課職員4名(挨拶と倉敷市環境審議会委員の再任について打診に来園) |
4/21 | 見学1名(神奈川県川崎市) |
4/23 | 倉敷市立自然史博物館友の会 総会 参加者30名 倉敷市立自然史博物館友の会 自然観察会「重井薬用植物園の春」参加者55名
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4/26 | 見学2名(岡山市) |
4/29 | 定例観察会「植物園を楽しむ会61(浅葱の色々を楽しむ)」開催,参加者44名 |
その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ29名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
4/9 | 山焼き草地の保護保全に関連した打ち合わせ(真庭市蒜山下和 津黒いきものふれあいの里) |
4/20 | 希少植物(オキナグサ)調査(個人宅の庭に地元産の株が残っているとのことで、状況の確認と聞き取り調査)
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学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
4/8 | 倉敷市立自然史博物館友の会 幹事会 出席(倉敷市立自然史博物館) |
4/15 | 倉敷の自然をまもる会 総会・講演会 出席(くらしき健康福祉プラザ) |
マスコミ取材、情報提供など
4/7 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ホトケノザ)掲載 |
4/12 | 山陽新聞倉敷本社記者 「重井薬用植物園の四季」用 植物写真撮影・取材 |
4/15 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(アケビ)掲載 |
4/16 | 山陽新聞倉敷本社記者 山菜と有毒植物の誤食防止について取材 |
4/19 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(コバノミツバツツジ)掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア |
草刈り作業(温室南フェンス外部、カワラケツメイ植栽地,タヌキマメ植栽地,その他園地)/温室内植物植え替え(シモバシラ,イワタバコ,タカネハンショウヅル)/屋外プランター管理作業等(コオニタビラコ植え付け,ゴキヅル植え付け,水やり)/圃場 アサツキ植え付け/メハジキ植栽地 除草/カワラケツメイ植栽地・圃場 耕耘,うね立て作業/オキナグサ植栽地 除草・苗補植/池南堤防 マツバウンラン除草/カワラケツメイ植栽地・ノコギリソウ植栽地 侵入防止用ロープ張り/栽培用 砂 熱湯消毒/刈草 収集・焼却 |
湿地エリア |
草刈り作業(奥広場,竹林,竹林下園地,ユウスゲ植栽地前広場)/タケノコ掘り取り作業/伐採樹木片付け(ウバメガシ,アベマキ)/除草作業(ユウスゲ植栽地,キビヒトリシズカ植栽地/刈草・樹木枝・竹 収集・焼却/植物植栽(ミヤマウメモドキ,ナツアサドリ,シロヤマブキなど9種類) |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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