園長からの一言
24日:サクラソウの開花 | 29日:足の踏み場もないツクシの群生 |
平成28年度も終わりましたが、平成24年度から開始した定例観察会「植物園を楽しむ会」が、3月の開催分をもって60回、つまり5周年を迎えました。5周年とは言っても、植物園らしさを感じられるように、テーマを植物園のシンボル的な植物である「オキナグサの春を楽しむ」としたぐらいで、特別な企画はせず、あえていつも通り…と考えていたのですが、倉敷の自然をまもる会との共催や、直前の絶妙なタイミングで、山陽新聞の倉敷都市圏版に楽しむ会5周年の記事を掲載していただいたこともあってか、参加者が約100名となり、うれしい悲鳴を上げることになりました。また、月初めの1日には、地元の菅生小学校の3年生の子供たちが授業の一環で見学に来てくれました。少しずつですが、植物園が市民の方々の「身近な自然」として受け入れられてきているように感じています。また、今月は倉敷美しい森内の湿原保全活動を、倉敷市や倉敷市自然保護監視員の方々と一緒に実施したほか、中旬には、日本生態学会で、岡山県北の半自然草原に関する研究発表も行いました。このような活動を通じ、植物園に来ていただくだけではなく、植物園から自然をまもるための情報を発信していくことにも、積極的に取り組んでいきたいと考えています。
来園者(見学者)総数:143名
見学・観察会等 (115名) | |
3/1 |
倉敷市立 菅生小学校 3年生15名(+引率1名)、 授業の一環で見学来園 |
3/8 | 来園1名(植物園ボランティアの方、植物寄贈に来園) |
3/10 | 見学1名(倉敷市) |
3/25 |
定例観察会「植物園を楽しむ会60(オキナグサの春を楽しむ)」開催(倉敷の自然をまもる会との共催),参加者97名
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その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ28名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
3/1 | 倉敷美しい森湿原保全活動 準備作業(搬出草木置き場草刈り)(倉敷市曽原) |
3/3 | 倉敷美しい森湿原保全活動 ボランティア14名参加(倉敷市曽原)
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3/26 | 倉敷市立自然史博物館友の会「ミズアオイの種まき会」(倉敷の自然をまもる会 共催)参加(倉敷市加須山)
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学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
3/14-18 | 日本生態学会第64回大会 参加・発表(東京 早稲田大学)
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マスコミ取材、情報提供など
3/3 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(アテツマンサク)掲載 |
3/11 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(ハンノキ)掲載。 |
3/22 | 山陽新聞朝刊 倉敷都市圏版「自然に親しむ機会提供 重井薬用植物園 観察会5周年」記事掲載 |
3/24 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(アセビ)掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア |
温室内植物植え替え(マイヅルテンナンショウ、キビシロタンポポ、クサヤツデなど約10種)/屋外プランター植替え作業等(ミズアオイ、アサツキ、アサザ、大賀ハスなど)/温室内 草取り/栽培用 砂 熱湯消毒 |
湿地エリア |
樹木伐採・片付け(ナナミノキ)/湿地東斜面下刈り作業(手刈り)/ショウブ池内部 掃除/中広場西 落葉かき/ユウスゲ植栽地 カラスノエンドウ草取り/草・樹木枝・竹 収集・焼却/焼却灰をユウスゲ植栽地に撒布/植物植栽(オオウラジロノキ,マルバノキ、マイヅルテンナンショウ、ケスハマソウ、タカネハンショウヅル) |
その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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