園長からの一言
19日:アテツマンサクの開花 | 24日:ほころび始めたサクラバハンノキの雄花序 |
2月の「植物園を楽しむ会」は、立春の4日(土)に開催を予定していましたが、節分だけに「鬼の霍乱」か、園長の急な発熱のため、当日の朝になって、12日(日)へ1週間の延期をすることになりました。来園していただいた方への延期の案内などは、植物園ボランティアさんに対応をお願いし、特に混乱もなかったようです。12日には、延期にも関わらず、34名の参加者があり、咲き始めたフクジュソウやアセビの花、ほころび始めたサクラバハンノキの花序、カスミサンショウウオの卵塊などの観察を通じて、着実に近づいてきている春の気配を感じることができました。園内の管理作業では、湿地周辺の草刈りなどがほぼ終わりましたので、園内の日照条件の改善を目的に、ウバメガシやエゴノキなど、一部の樹木の間伐・剪定を行いました。植栽されたり、芽生えたりしてから長い間、一度も伐採しておらず、かなり太く、樹高も高くなってしまった木が多く、一本伐採するだけでもかなりの大仕事です。伐採した幹も大変太く、運搬や処理にも困るサイズでしたが、幸い、倉敷市内で炭焼きに取り組んでおられる方にほとんどを引き取っていただくことができ、助かりました。伐採した切り株からは、また萌芽が出て、新たな幹が育っていきますが、今後は太くなりすぎる前に、計画的に伐採・更新を図っていくように、考えていきたいと思っています。
来園者(見学者)総数:58名
見学・観察会等 (40名) | |
2/12 | 定例観察会「植物園を楽しむ会59(節分と立春の植物を楽しむ)」開催(4日から延期),参加者34名 |
2/15 | 来園3名(倉敷市,伐採ウバメガシを炭焼き原木とするため、受取りに来園)/龍泉寺の自然を守る会会長 ボランティアの募集・定着等について相談に来園 |
2/17 | 来園1名(植物園ボランティアの方、植物の名前を質問に来園) |
その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ33名 |
園外での調査・講演・観察会などへの参加など各種活動
2/1 | 倉敷美しい森内の湿原保全について、倉敷市役所環境政策課,児島支所産業課,管理者の方などと現地にて打ち合わせ(倉敷市曽原) |
2/22 |
阿蘇 野焼き支援ボランティア初心者研修会 参加(熊本県阿蘇市)
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2/25 | 岡山市万富公民館「万富はつらつ大学」講演「重井薬用植物園50年の歴史」(岡山市東区瀬戸町万富),参加者約60名 |
2/26 | 博物館講座「岡山県に産するフウロソウ科の植物-学芸員研究紹介-」参加(倉敷市立自然史博物館) |
学会/外部の委員会/役員会への出席・参加など
2/9 | 倉敷市環境審議会(平成28年度第2回)出席(倉敷市役所) |
マスコミ取材、情報提供など
2/4 | 山陽新聞倉敷本社記者 「重井薬用植物園の四季」用 植物写真撮影・取材 |
2/12 | 山陽新聞倉敷本社記者 「植物園を楽しむ会」が60回を迎えるということで取材。 |
2/24 | 山陽新聞朝刊 倉敷・総社圏版 連載「重井薬用植物園の四季」(スイセン)掲載/山陽新聞倉敷本社記者 「重井薬用植物園の四季」用 植物写真撮影・取材 |
園内の管理作業など
温室エリア |
植物植え替え(サクラソウ,トウカンゾウ,ナツアサドリなど約10種)/草刈り(東フェンス沿いを手刈り)/ヤナギ枝剪定/栽培用 砂 熱湯消毒 |
湿地エリア |
草刈り(湿地奥斜面,キビヒトリシズカ植栽地など)/樹木伐採(ウバメガシ,エゴノキ,ナナミノキ)/伐採樹木幹 玉切り/湿地東斜面下刈り作業(手刈り)/刈草・伐採樹木枝 収集・焼却
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その他 |
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その他(貴重植物の寄贈・受け入れ・ウェブサイト更新など)
寄贈等 |
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随時 | 植物園WEBサイト更新
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