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植物園便り

2012年12月16日 定例観察会「植物園を楽しむ会(竹や木の工作を楽しむ)」(2012.12.22)

第9回、2012年最後の「植物園を楽しむ会」。今回は工作ということで園内の観察はなし…と思ってしまった方が多かったのか、参加者は少なめの16人でした。 工作に取りかかる前に、園内で、クリスマスリースの飾りに使える植物について解説を行いました。これは夏の夜に繊細な花を咲かせていたカラスウリの実。
▲第9回、2012年最後の「植物園を楽しむ会」。今回は工作ということで園内の観察はなし…と思ってしまった方が多かったのか、参加者は少なめの16人でした。 ▲工作に取りかかる前に、園内で、クリスマスリースの飾りに使える植物について解説を行いました。これは夏の夜に繊細な花を咲かせていたカラスウリの実。
大きなクチナシの木。この実も熟すにつれて徐々に黄色から赤に変化します。形も面白いので今回はリースの飾りに使いました。 クチナシの実。穴(口)が開いていそうで開いていないので「口無し」とか、ヘビ(くちなわ)がいそうなところに生えるので「くちなわなし」が変化したとも。
▲大きなクチナシの木。この実も熟すにつれて徐々に黄色から赤に変化します。形も面白いので今回はリースの飾りに使いました。 ▲クチナシの実。穴(口)が開いていそうで開いていないので「口無し」とか、ヘビ(くちなわ)がいそうなところに生えるので「くちなわなし」が変化したとも。
今回は、リースの輪に使えるつる植物についても、重点的に紹介しました。きれいな(だけど美味しくない)実のなるサネカズラの解説中。 温室エリアから湿地エリアへの移動の途中の道端にもリースに使える植物を発見!
▲今回は、リースの輪に使えるつる植物についても、重点的に紹介しました。きれいな(だけど美味しくない)実のなるサネカズラの解説中。 ▲温室エリアから湿地エリアへの移動の途中の道端にもリースに使える植物を発見!
棘がいっぱいあって痛いのですが、実は赤くてかわいらしい、ノイバラ。実は長く色が残るので、リースの飾りに最適です。 すっかり枯れ野の風情となってしまった湿地の木道を歩きます。何もないようですが、よく観察すると秋の置き土産が見つかります。
▲棘がいっぱいあって痛いのですが、実は赤くてかわいらしい、ノイバラ。実は長く色が残るので、リースの飾りに最適です。 ▲すっかり枯れ野の風情となってしまった湿地の木道を歩きます。何もないようですが、よく観察すると秋の置き土産が見つかります。
立ち枯れたサワギキョウの茎には、種子のたくさん入った果実がそのまま残っています。希望者には採取していただきましたが、ほぼ全員が持って帰られました。 温室の多目的スペースに帰って、いよいよ工作の開始…の前に、事前に用意した材料の解説と、作業に当たっての注意事項の説明。
▲立ち枯れたサワギキョウの茎には、種子のたくさん入った果実がそのまま残っています。希望者には採取していただきましたが、ほぼ全員が持って帰られました。 ▲温室の多目的スペースに帰って、いよいよ工作の開始…の前に、事前に用意した材料の解説と、作業に当たっての注意事項の説明。
植物園ボランティアさんの協力で、各種つる植物のリースベース(輪)に、松ぼっくりなどの各種の植物の果実などを準備することができました。材料費はタダですが、集める労力はプライスレスです。 いよいよ工作の開始。決まったデザインはないので、思い思いに材料のレイアウト方法を決めていきます。いいものができるかどうかは各自のセンスにかかっています!?
▲植物園ボランティアさんの協力で、各種つる植物のリースベース(輪)に、松ぼっくりなどの各種の植物の果実などを準備することができました。材料費はタダですが、集める労力はプライスレスです。 ▲いよいよ工作の開始。決まったデザインはないので、思い思いに材料のレイアウト方法を決めていきます。いいものができるかどうかは各自のセンスにかかっています!?
事前にこんなかわいい飾りを作ってきた方も。サンタの帽子部分はカナメモチの紅葉した葉だそうです。 グルーガン(ホットボンド)という道具を使って、材料を接着していきます。木工用ボンドなどの道具の性質の違いを知ることも今回の課題の一つでした。
▲事前にこんなかわいい飾りを作ってきた方も。サンタの帽子部分はカナメモチの紅葉した葉だそうです。 ▲グルーガン(ホットボンド)という道具を使って、材料を接着していきます。木工用ボンドなどの道具の性質の違いを知ることも今回の課題の一つでした。
子供さんは、竹を使って豆鉄砲の制作にチャレンジ。植物園のボランティアの方が講師をしてくださいました。 銃身部分が完成。出来栄えはどうでしょうか。「うーん、ここをもうちょっとこうして…」すっかり職人の眼差しです。
▲子供さんは、竹を使って豆鉄砲の制作にチャレンジ。植物園のボランティアの方が講師をしてくださいました。 ▲銃身部分が完成。出来栄えはどうでしょうか。「うーん、ここをもうちょっとこうして…」すっかり職人の眼差しです。

 

▼力作のクリスマスリース。材料は塗装に使ったスプレーなどをのぞいて、すべて野山から採集してきたものです。カラスウリの実やクチナシの実がどこに使われているか、探してみてください。

クリスマスリース1 クリスマスリース2
クリスマスリース3 クリスマスリース4
クリスマスリース5 クリスマスリース6
クリスマスリース7 クリスマスリース8

 

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