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植物園便り

2012年10月13日 定例観察会「植物園を楽しむ会(秋のお花畑を楽しむ)」(2012.11.11)

第7回の「植物園を楽しむ会」。今回は意外と花の多い季節ということで、「秋のお花畑」を紹介しました。まずは温室横のススキを刈った跡に注目。 ススキの株からは白花のナンバンギセルが出てきていました。湿地のナンバンギセルはすでに花が終わりましたが、乾燥した温室エリアでは花が遅くなります。
▲第7回の「植物園を楽しむ会」。今回は意外と花の多い季節ということで、「秋のお花畑」を紹介しました。まずは温室横のススキを刈った跡に注目。 ▲ススキの株からは白花のナンバンギセルが出てきていました。湿地のナンバンギセルはすでに花が終わりましたが、乾燥した温室エリアでは花が遅くなります。
絶滅危惧種、ホソバヤマジソの花。全体が赤く紅葉しつつあります。 前回の「楽しむ会」でお茶にしたカワラケツメイは豆のさやがはじけて茶色くなっていました。
▲絶滅危惧種、ホソバヤマジソの花。全体が赤く紅葉しつつあります。 ▲前回の「楽しむ会」でお茶にしたカワラケツメイは豆のさやがはじけて茶色くなっていました。
これも前回の楽しむ会では花が満開だったミズアオイ。花が終わると花茎が自分から倒れてしまいます。萎れているわけではありません。 最近、植物園に仲間入りした絶滅危惧種、ミコシギク。まるで栽培種のマーガレットのような大輪の花を咲かせます。
▲これも前回の楽しむ会では花が満開だったミズアオイ。花が終わると花茎が自分から倒れてしまいます。萎れているわけではありません。 ▲最近、植物園に仲間入りした絶滅危惧種、ミコシギク。まるで栽培種のマーガレットのような大輪の花を咲かせます。
こちらも最近植物園に仲間入りした植物。事務所の前に緑のカーテン代わりに育ててみたのですが…。 岡山県ではただ1か所のみに生育する、タカネハンショウヅル。結構乾燥に弱いようで、緑のカーテン向きではないようです。
▲こちらも最近植物園に仲間入りした植物。事務所の前に緑のカーテン代わりに育ててみたのですが…。 ▲岡山県ではただ1か所のみに生育する、タカネハンショウヅル。結構乾燥に弱いようで、緑のカーテン向きではないようです。
温室エリア入り口付近にはアケビの実がたくさんぶら下がっていました。懐かしい!という声を押さえて湿地エリアへ。 湿地エリアへの途中の側溝にヘビがいたので、ちょっと捕まえてみました。アオダイショウの若い個体の模様。エサとなるカエルが多いので、それを食べるヘビもよく見られます。
▲温室エリア入り口付近にはアケビの実がたくさんぶら下がっていました。懐かしい!という声を押さえて湿地エリアへ。 ▲湿地エリアへの途中の側溝にヘビがいたので、ちょっと捕まえてみました。アオダイショウの若い個体の模様。エサとなるカエルが多いので、それを食べるヘビもよく見られます。
湿地には様々な花が咲き乱れていました。手前の紫はサワギキョウ、黄色に見えているのはスイランの花。 秋の湿地や草原には様々な花が咲いています。これぞ、秋のお花畑。
▲湿地には様々な花が咲き乱れていました。手前の紫はサワギキョウ、黄色に見えているのはスイランの花。 ▲秋の湿地や草原には様々な花が咲いています。これぞ、秋のお花畑。
青空にスイランの花が映えます。葉がランのように細いので水蘭と書きますが、花はタンポポのイメージ。 そろそろ温室エリアに戻ろうとしたとき、参加者の方が頭の上に何かを見つけました。
▲青空にスイランの花が映えます。葉がランのように細いので水蘭と書きますが、花はタンポポのイメージ。 ▲そろそろ温室エリアに戻ろうとしたとき、参加者の方が頭の上に何かを見つけました。
直径15㎝ほどのキイロスズメバチの巣。幸いなことに?すでにオオスズメバチか何かに襲われた後だったらしく、巣は空になっていました。 温室の多目的スペースに戻り、参加者の方が気になって仕方なかった?アケビの実をお茶菓子代わりに、カワラケツメイのお茶をいただいて、解散となりました。
▲直径15㎝ほどのキイロスズメバチの巣。幸いなことに?すでにオオスズメバチか何かに襲われた後だったらしく、巣は空になっていました。 ▲温室の多目的スペースに戻り、参加者の方が気になって仕方なかった?アケビの実をお茶菓子代わりに、カワラケツメイのお茶をいただいて、解散となりました。

 

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