園長からの一言
▲17日:温室エリア池 初凍結 | ▲17日:温室エリア 初降霜確認(植物はオオイヌノフグリ) |
▲18日:温室エリア池の中にいたドブガイ | ▲21日:温室エリア池 ヒメガマ刈取り終了 (一部残っている部分は 鳥類の隠れ場所として残した) |
別の作業をしながらではありますが、ほぼ1カ月をかけて、温室エリアの池内部に繁茂していたヒメガマを刈り取りました。放っておくと見苦しい上、「ガマの穂」がはじけて大量の綿毛が散布され、池の周辺を歩くだけで綿毛まみれになってしまいます。
ゴムの胴長靴をはいての作業とはいえ、朝は池に氷が張るほど冷え込む日もあり、厳しい作業ではありましたが、冬眠中のクサガメがいたり、手のひらほどの大きなドブガイを見つけたりと新しい発見がありました。今年は実験的に鳥類の隠れ場所として刈り残した場所を作ってみましたが、気に入ってもらえるでしょうか。
また、刈取り作業のために池の水位を下げていたのですが、作業が終わっても水位が上がらないため、調べてみると、排水口のU字溝の付近から水漏れをしており、大慌てで補修作業を行いました。なんとか水もたまるようになったところで仕事納めとなりました。しかしながら年明け以降も植物の植替え、湿地内部の草刈りなど、春までに終えなければならない作業があり、まだまだ、植物園は「迎春」とはいきません。
来園者(見学者)総数:12名
見学・観察会等 | |
12/4 | 見学1名(倉敷市) |
12/17 | 見学3名(兵庫県)、トウネズミモチ果実採集来園2名(総社市) |
12/21 | トウネズミモチ果実採集来園2名(倉敷市浜) |
12/23 | 見学2名(岡山市) |
12/26 | 見学2名(しげい病院関係) |
その他の来園者、見学者 | |
ボランティア・・・のべ12人 |
園外の観察会・イベント等への参加・講師招聘・学会参加など
特になし |
外部団体からの依頼・打ち合わせ・園外調査など
特になし |
マスコミ取材、情報提供など
12/14 | 備北民報(新見市圏のローカル紙)「ベニバナヤマシャクヤク自生地での草刈りボランティア」記事掲載 |
園内の管理作業など
温室エリア | ||
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湿地エリア | ||
刈草集め・焼却作業(遊歩道他)、堆肥積み替え作業 | ||
その他 | ||
園内クチナシ果実採集→乾燥させ、しげい病院総合受付にて来院の方に配布 |
その他(貴重植物の受け入れなど)
12/6 | シリブカガシ種子採集(総社市産) |
随時 | 植物園WEBサイト更新 5日:「園内花アルバム(リンドウ)」、「植物園の四季」、「植物園だより(自然史博物館まつり報告)」、「植物園だより(ツメレンゲ観察会報告)」、「植物園だより(11月の活動)」 |
随時 | しげい病院1F 植物園コーナー更新 「おかやまの植物」パネルを「リンドウ」に、「植物園の四季」パネルを更新 |