園長からの一言
▲台風12号通過(写真は台風の目通過時)(9/3) |
9月は台風12号、15号と台風による強風、大雨に見舞われました。植物園内では、多少の落枝などを除いて、植物に目立った被害はありませんでしたが、3日に予定しておりました「絶滅危惧植物 ツメレンゲをまもろう!」を10日に延期せざるをえなくなるなど、スケジュール的には台風に振り回されました。来園者については、天候の不順も響き、8月よりは少なくなりましたが、ツメレンゲの移植活動、ミズアオイ観察会、湿原保全活動への参加など、市民の方々とお話をさせていただく機会は多かったように感じています。植物園内では、初秋の花から、徐々に晩秋の花に変わり始め、園内ではこれから12月頭ぐらいまで、種子の採集作業などに追われる時期です。
来園者(見学者)総数:42名
見学・観察会等 | |
9/7 | 2名(総社市) |
9/10 | 倉敷昆虫同好会 定期昆虫調査1名 |
9/18 | 見学4名(倉敷市) |
9/23 | 倉敷昆虫同好会 定期昆虫調査2名 |
9/28 | 見学2名(岡山市)/来園1名(倉敷市、見学の下見) |
その他の来園者、見学者 | |
昆虫調査(自主調査)…6日2名、23日2名(夜間採集) | |
ボランティア・・・のべ15人 |
園外の観察会・イベント等への参加・講師招聘・学会参加など
9/10 | 「絶滅危惧植物 ツメレンゲをまもろう!」(倉敷市立自然史博物館友の会 共催)参加者16名 、しげい病院南館屋上 | ||
9/18 | 自然観察会「ミズアオイ観察会」(倉敷市立自然史博物館友の会 主催)参加者60名 、倉敷市加須山 | ||
9/23~25 |
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外部団体からの依頼・打ち合わせ・園外調査など
9/7 | 倉敷市加須山 ミズアオイ自生地 草刈り作業 参加 |
9/14 | 倉敷市立自然史博物館の自然観察会「おかやま自然探訪31」(真庭市勝山)下見 |
マスコミ取材、情報提供など
9/1 | 山陽新聞 倉敷都市圏版 「ツメレンゲをまもろう!」告知記事掲載 |
9/3 | 山陽新聞 倉敷都市圏版「ツメレンゲをまもろう!」台風による延期についての記事掲載 |
9/10 | 「絶滅危惧植物 ツメレンゲをまもろう!」山陽放送ラジオ(生放送)、山陽新聞、倉敷ケーブルテレビ取材 → 山陽新聞は11日付倉敷都市圏版に掲載、倉敷ケーブルテレビはニュースとして放送 |
山陽新聞東圏版に、自然保護センターのミズトラノオについての記事が掲載。記事中で、センターより植物園にミズトラノオが里帰りしたことが紹介される。紙面は未確認。 | |
9/26 | 朝日新聞科学面「群落保全 遺伝子型カギ」記事内にて、植物園で保護しているヤチシャジンについて紹介される。 |
園内の管理作業など
温室エリア | ||
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湿地エリア | ||
草刈り作業(ユウスゲ植栽地・遊歩道)/湿地内のサクラバハンノキ個体数抑制のため除草剤塗布 | ||
その他 | ||
ツメレンゲ移植のための用土準備/ツメレンゲと用土のしげい病院南館 屋上庭園への搬入作業/アサツキとカワラサイコの苗をポット植え(「11月3日は博物館まつり」でプレゼントするため) |
その他(貴重植物の受け入れなど)
9/2 | 羽島の市民の方より、ご自宅に生育していたツメレンゲ(自生品の可能性が高い)を寄贈していただく。はぁもにぃ倉敷が同じ地域内にあるので、はぁもにぃ倉敷の中嶋支配人と協議し、はぁもにぃ倉敷にて栽培していただくことにした。 | ||
9/21 | 京都府の方よりオキナグサ種子の分譲依頼あり、送付。 | ||
随時 |
6日:「植物園だより(8月の活動)」、「お知らせ(絶滅危惧植物ツメレンゲをまもろう! 開催について)」、「現在の見ごろ植物(ミズトンボ、ミズアオイ)」、「園内花アルバム(ツメレンゲ)」 更新/9日「植物園の四季」更新 |
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随時 | しげい病院1F 植物園コーナー更新 「おかやまの植物」パネルを「ツメレンゲ」に、「植物園の四季」パネルを更新 |